天気予報によれば、明日の夕方からまた雪。
真っ白な雪。だけど、人騒がせの雪。
話は変わるけど、雪といえば「白雪姫」。
グリム童話白雪姫の冒頭の部分を知っていますか?
今、手元にグリム童話がないから、冒頭文を抜き出すことはできないけど、冒頭文の「色彩」は、よく覚えている。
白雪姫の母親(この女性のお腹のなかに白雪姫がいる)が、雪の降る日に縫い物をしている。
生まれてくる赤ちゃん(白雪姫)のために産着をぬっている。
その時、針で指を刺してしまい、赤い血がすっと出た。
向こうの空には黒い鳥が雪間をぬって飛んでいく。
これが旧ドイツ流の情景。ドイツ民話の暗示方法。
この色彩によって生まれてくる子は、美人なのだ。
雪の白は、肌の色。
黒い鳥は、髪の色。
赤い血は、頬の色。
白い肌と黒い髪と赤いほっぺは、美人の印なのだ。当時は。
雪だと嘆いているのに、グリム童話の白雪姫に話がそれて、ずいぶん字数を使ってしまった。
雪は嫌。積らないで!
私のアマリリス
童話の花
小さい頃を、つい思い出してしまう花
甘酸っぱいアマリリス
夢見る花
童話の花
小さい頃を、つい思い出してしまう花
甘酸っぱいアマリリス
夢見る花
私も、明日は、また、大弛峠を車で越えていかなければならないので、気になっています。
白雪姫の童話は、仕事柄何回読んだか、数えきれませんが、白雪姫というと、「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」という場面と、魔女の姿の妃が、持って来たリンゴを、白雪姫が食べてしまう場面、そして、七人の小人たちが、倒れている白雪姫を見て、悲しむ場面、などが印象に残っています。でも、一番最初の場面は、全く思い出せません。
その人、その人によって、印象に残る所は、本当に異なりますね。
面白いですね。
実は若い頃、児童文学研究をしていた時期がありました。結構がんばっていたのですが・・・。