人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

父の言葉

2020-05-31 08:45:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

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今日は父の命日 


自分の足で歩け 


手を伸ばせ 


よく見ろ 


靴くらい揃えろ


こっちを向いて話を聞け 


しっかり飯を食え 


頭の中を整理しろ 


はっきり言え 


人の楽しみを奪うな 


少しだけ未来を見ろ 


自分をもっと大事にしろ 


これが父の言葉だった




シニアが生きる

2020-05-30 05:27:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
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「死ぬまで自分の足で歩いてトイレに行こう」








「老いない精神を持ち続けよう」






これは、私自身の目標であると同時に 


「シニア」が「学ぶ」ということの究極の目標でもある。


だけど、これは難しいぞー。


身体はじっとしているのに脳はぐるぐる回ってる

2020-05-29 06:07:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

「そうか、もう君はいないのか」(城山三郎)

〈静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く〉

来し方行く末を思い、空を眺める。



人間いつかは

終わりがくる。


前進しながら

終わるのだ。

(坂村真民)



大切なのは、

かつてでもなく、

これからでもない。


一呼吸一呼吸の

今である。

(坂村真民)





自分の息をつかまえる(ドナ ファーリ)







郷里のある図書館のホームページに次のような言葉が書かれている。
他の館のような事務的な言葉の羅列ではなく、人間の言葉で書かれているのが嬉しい。


4月8日(水)から当面の間臨時休館します。

返却ボックスでの返却はできますが、不要不急の外出を控えることも大切です。

休館期間中は当館の資料に関しては貸出期間に数えませんので、ご利用をお続けください。

ご不便をおかけいたしますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための措置にご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。



〈インターネット〉の次に来るもの 

      未来を決める12の法則読了





その日暮らしをしているシニアでも、精神までその日暮らしだとは限らない。


見てくれは悪くても、心の中は錦みたいなシニアだっている。






どんな出来事にもきっと意味がある








昨日、ある人物と話をした。その方の話は、


知識のシャワーのようだった




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あのね

違う窓から世の中を眺めてごらん

  

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再度、書く。



大切なのは、


かつてでもなく、


これからでもない。


一呼吸一呼吸の


今である。

(坂村真民)





いのちをつくる

2020-05-28 06:30:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

ぼくは、男。



なのに、小さい頃、実母散をよく飲んだ。母親が、毎晩飲んでいたのを欲しがって。


ぼくは、子ども。



なのに、赤玉ポートワインをよく飲んだ。母親が、毎晩飲んでいたのを欲しがって。



母親は、自分の体にずいぶんと注意を払っていた人なのに、すごく長生きはできなかった。


癌だった。



明日、おふくろの命日だからいろんなことを思い出した。



人間の命の長さや大きさは、どんなふうにして決まるんだろうか。



健康に留意していたから長生きして、反対に健康に無関心だったから短命で、とうことは一概には言えない。


境遇も、小さい頃の食生活も、現在の暮らしぶりも、人々に対する関心も、親からの遺伝も、住んでいる場所や時代も、みんなみんな決定要因になっているんだろう。



だから、一つのことだけをやっても命は延びていかない。



そう思うことも間違いではない。



が、正しくもない。


命が延びるということは、生きがいのなかで生きるということだ。


やりたいことがあるから、そのためにからだを強くして、心もしなやかにして、毎日毎日を新しく生き抜くことをいうのだ。


だからぼくらは、自分の心とからだに結構なエネルギーを注ぐのだ。


富士山が爆発してこの辺の人はみんな死んじゃうんだから、からだなんて鍛えなくてもいい。


努力をしようがしまいが、どうせ寿命は尽きるのだから、苦しい鍛錬なんてしなくてもいい。


そうじゃないんだ。


生きがいのなかで生きるために、


やり残しを少なくして死んでいくために、


今の精神を快活にし、苦しみから逃れるために、


人間としての幸せに包まれるために、


からだと心に関心を持ち、


明日の精神と肉体を考え、


命をつくり上げていくんだ。 よ。 ね。



含み飲み

2020-05-27 08:08:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

「朝起きる。コップ一杯の水を飲む。」




どこかの小誌で、そう書いた。二度書いた。




今日は、この「水を飲む」ということについて書く。



「朝起きる。コップ一杯の水を飲む。」というのは、もう少し細かく言うと、「朝起きるお手洗いに行く生ぬるいお湯で口をすすぐ(数回)水をゆっくり飲む」ということになる。



①生ぬるいお湯で口をすすぐというのは、寝ている間に口の中に繁殖した雑菌を口外に出すということと、実際に飲むまでからだに冷水の刺激を与えないということを意味する。



②水をゆっくり飲むというのは、いきなり冷水で内蔵を冷やすのは良くないということばかりではなく、むしろ、寝起きのからだが水を吸収しやすくするためでる。



三枝龍生は、「体は何でも知っている」の中で『知って得する「含み飲み」』と「高級ワインは唾液と一緒に飲むべし」のチャプターで、次のように書いている。




「含み飲みとは、どんなものでしょうか?一般的には、水を少し口に含んでから、やおら飲むことぐらいにしか思われていませんが、本格的にはもう少しややこしいものなのです。」




中略




「だから、冬場に水をそのままガバガバ飲んでも、体に吸収されず、単におしっこに変身するだけになってしまうのです。そのときに飲む水を、体の敵ではなく、仲間なんだよと体内に教えるには、唾液という調整役のコーディネーターが付いていないといけません。そうして初めて、水の吸収力が良くなるわけです。




ですから、これから述べる含み飲みとは、唾液をいかに水に絡ませて飲むかという技術だと思ってください。」





「まずはじめに、少な目の水を口に含み、できたら一分ほど口の中で遊ばせます。そうすると、どろっとした濃いめの唾液が出てきますので、これを一回、下品ですがペッと吐き出してしまいます。こうすることにより、体は水分受け入れの準備に真剣になりだすわけです。」





「次に、舌の裏を湿らせるように少量の水を口に含み、しばらくおいてからゆっくり飲み干します。確かにこんなことをしていると、コップ一杯の水を飲むだけでも五分以上かかってしまいますが、その効果たるや歴然です。」





(おまけ。以下、おまけで引用。「たとえば、ワインのソムリエが試飲するときには決まってと言っていいほど口をグジュグジュとしたあと、唾液を混ぜてワインを飲み干します。ワインは、唾液入りの味で競うのです。もし、あなたの恋人や友人が高級なワインを含み飲みもしないで、がぶがぶ得意げに飲んだのなら、アホと思ってください。」)





朝起きて、コップ一杯の水を飲むという行為が何となくわかってきたように思うのですが・・・。