人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

座して死を待つな

2019-09-30 06:14:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

安さが売り物の古本屋に行けば、大詩人の本だって百八円で売っている。


あの時代、ローンを組んでしか買えなかった文学全集だって、一冊百八円だ。


詩や文学の価値が下がったのではなく、詩や文学が物化しているのだ。


日常を突き破る日本語の世界が百八円なのだ。
  (くろほとき)





昨日取り上げた、「超孤独死社会」によれば、

わが国で現在およそ1000万人(日本人の10人に1人)が孤立状態にあるという。

また、孤独死は、年間30000人以上だという。

孤独死の現場から見えてくるのは、「やがて訪れる日本の未来」だという。


そういう事実の上に立つと

今後、孤独死は、

日本全体を巻き込む大問題になる。


《死は、誰もが逃れられない現実。いつ、どこで、どのように死ぬのかはわからない。

けれど、

死を迎えるにあたって、あらかじめ準備することはできる。》


さて、私は、あなたは、あらかじめ、どう準備をすればよいのか?





新たな高齢文化の樹立は

《人と人のつながり》を復権していくだろう。

新しい高齢文化の広がりは

単なる趣味の世界を超えて

日本人のさまざまな高齢問題にぶちあたりながら

日本の現実を変えていくだろう。


私は、そう願っている。
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泣かない、負けない、逃げない

2019-09-29 01:58:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

このブログは、シニアの集団が自分の今を発信するために始めたブログ。しかも、スマホだけを使って。(PCは使わない)

けれど、できないことがいっぱい。

写真を中央に置いても、発信すれば結局、左寄り。

写真を並立することもできない。

写真の真横に文字を書くこともできない。

スマホでも、そんな技が使えるといいのにね。

(まあ、嘆いてもしょうがない)


ところで、下の写真、昨日図書館で見つけた本。

すごいね。

最初、笑ったけど、すぐにため息がでた。




タイトルの付け方が、何とも寂しい。

心の隙間を突いているね。


上の2冊の横に、この本。↓

世話焼きシニアみたい。


それに、近くにこんな本も並んでいるんだわ。↓

そりゃあ、人間は一人で生まれて、一人で死んでいくんだけど

人間は社会的な動物なんだよ。

社会的動物ってことは、さまざまな人間関係の中で息をしているってことなんだ。

なのに現実は、超孤独死が存在するんだよ。

超孤独死と一緒に出てくるのは、

多死社会なんだ。

寂し過ぎるね。



あんまり、寂し過ぎるから

この本も借りてきた。




歌手のGACKTさんが公式ブログで、

「歳を重ねる」と「歳を取る」という言葉の違いについて書いているのを読んだことがある。

・・・・・

【歳を重ねる】とは、
歳を増すごとに己の人生に一つ一つ責任を重ねていく生き方。

【歳を取る】とは、

歳を増すごとに己の人生から責任を一つずつ取り省いていく生き方。

・・・・・

うん、うんと相槌をつきながら読んだことを覚えている。

GACKT さんは、【歳を重ねる】を選ぶという。

一見、
【歳を取る】生き方の方が楽なように思えるが、
【歳を重ねる】生き方をしている人達の方が圧倒的な強さを手に入れられる。
それは物理的、身体的な上でも精神的な上においてもだ。

と言って、歳を重ねるというアクティブな生き方をしたいと主張していたんだ。

私も【歳を重ねる】生き方を選んで来た。

その私の生き方は、

【泣かない、負けない、逃げない】というキーワードで表現することが多かった。

そして、その3つのキーワードは、次の大テーマを支えてきたんだ。

『私たちは柔軟な心を持つかぎり、何歳になっても新しい挑戦を始めることができる。』
                                    (くろほとき)





か弱いものが一番強いことだってある

今の世の中、明日何があっても不思議ではない

明日が《今のようにある》と思って眠りにつくけど

《今のようでない明日》だってある


嗚呼、弱くても鋭い感覚を持て

鋭い感覚を精神の銃にこめて

明日を撃て
  (くろほとき)
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自分で自分を励ましてあげなさい

2019-09-28 05:19:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ





大きな声を出す

腹の底から魂を飛ばすように大きな声を出す

心のヒダから怒りをぶつけるように大きな声を出す

邪気も大きな声には敵わない

大きな声で決意を述べれば、大きな声に勇気づけられる

誰もいない所を探して大きな声を出す

元気のない人は、大声が一番

一生分の大声を出してごらん
  (くろほとき)





大事な事は

丁寧に

何度でも

何度でも

寄せては返す波のように

丁寧に丁寧に

何度でも何度でも

忍耐強く

優しい気持ちで

そう成る事を信じて

しなやかで

濁りのない気持ちで

何度でも

何度でも

丁寧に

丁寧に
  (くろほとき)





自分で自分を

励ましてあげなさい
  (仏陀)
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青春・歴史そして私とあなた

2019-09-26 21:59:48 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

向こうの森にも
 
この町の家々にも 
 
あなたの笑顔にも 確かな歴史がある 
 
私には それらの 貴重な営みの上に 
 
静かな時間の流れが そっと降りそそいでいるのが見える 
 
すべてにわけがあり 
 
想いがあり、意味がある 
 
粗末にしてはいけない 
 
 
 
辿りきた道を、読み取らなくてはいけない
(くろほとき)        






青春

青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心
人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春の中にいる。
 (サミュエル・ウルマン)





人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。
人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。
希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。
(サミュエル・ウルマン)



私のこのブログのタイトルは、

《人は精神から老いていく。
ねえ、何歳から老人というんだろう。
新しいシニアを目指して素敵に老いる力を》
                                             
                                             である。
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顔のしわくちゃ 心のしわくちゃ

2019-09-25 21:35:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ



自分でしか解けない自分を、解いてみる

 
私の悩み

私の楽しみ

私の性格

私のこだわり

私のストレスの原因

私の身体能力

私の趣味

私の人間関係

私の希望

私の怒り

私の喜び

私の失敗

私の宝物

私の劣等感

私の不満

私の自慢

私の過去

私の今

 

自分を解く

今を生きるために 
  (くろほとき)





「祝福」 

百年前
あなたはいなかった
百年後
あなたはもういない
木が葉っぱを
茂らせたり
散らせたり
するのと同じように
あなたは
嘘をついたり
恋をしたり
いろいろと忙しい
幸せとは
ただそこにいること
よろこびで
顔をしわくちゃにして
 (谷郁雄)
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