人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

娘たちへ

2019-08-31 07:15:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ



〈娘たちへ〉


好きな言葉は「一心不乱」

嫌いな振る舞いは「贋物づくり」

美味いものを食べながら

人の悪口を言うような者になるな

妬みや軽蔑を養分にするな

そこにいるだけで

周りに影響を与えながら

自分の存在を主張している花のようになれ



忘れ物をするな

下を向くな

背すじを伸ばせ

                                        (くろほとき)










あなたの風景

2019-08-30 04:41:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

ぼんやりとわかっていること

花が咲いた時の愛しさ
胸底に居座る苦しさ
脳裏をかすめていく想い

あの人が目や仕草で言おうとしていること
あなたの指先が持っている感情
あなたのしぼりだすような声の意味

そういう心をつかまえたいのです

つかまえて、私の言葉でつぶやいてみたいのです
                                        (くろほとき)





あなたがある風景を見て美しいと思うのは

そこに美しい風景があるからではありません

あなたが、その風景を美しいと思ったから

美しい風景があるのです

風景があなたを包むのではなく

あなたの感性が風景を認めているのです

あなたの風景は

あなたがどう感じているかで決まるのです
                                       (くろほとき)






今日を始めよう↑↑


2019-08-29 05:37:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

最近は、涙ばかり出て困ってしまう

歌を聴いて涙

人に親切にされて涙

苦労話を聞いて涙

涙ばっかりなんだよ

こらえてもこらえても、涙が出てくるんだ

涙ってね

最初のひとしずくを我慢できればなんとかなるんだ

だけど、ポロッといくと、もうダメ

涙が止まらなくなってしまうんだよ
                                        (くろほとき)





20年以上前

入退院を繰り返していた父が

私に一冊のノートをくれました

土地の境界線、亡くなったときに連絡する人の名前、お墓のことなどが細かく書かれていました

忘備録という名のエンディングノートでした

今そのノートを仏壇の前に置いて線香を焚いています

煙の中に父との思い出が揺れています
                                      (くろほとき)








前を向いて

2019-08-28 04:45:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
小学生の時

「幸せは自分の手の届く所にしかない」

って言われた

意味がよく分からなかった

実際に自分の手を伸ばしてみた

その体勢で少し前に歩くと

手の届く範囲はどんどん広がっていった

前に行けば幸せの範囲は広がっていくんだと思った
                                       (くろほとき)




若い頃の写真を見る
あの頃を思い出す
だけど、戻れません

若い頃の日記を読む
胸が締めつけられる
だけど、戻れません

生前の父の言葉
「前だけを向いて生きていきなさい」

外の激しい雨を見ながら思う

私は、この中を歩いて行こう。
                                      (くろほとき)





  前に向いて ↑↑






朝になりました

2019-08-27 08:39:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ



ありがとう
朝になりました

今日も何とかがんばれそうです

今日も誰かに励まされ
今日も誰かを励まして

てくてく、ぽくぽく
歩いて行きます

淹れたてコーヒーのいい香りが漂っています

描きかけの画用紙の上に

小さな木もれ陽が踊っています

生きていれば何とかなります、きっと
                                        (くろほとき)






生きていれば何とかなります、きっと↑↑