人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

伸びようとする瞳

2020-02-19 07:53:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


朝の光を眩しく感じる日は


伸びようとして瞳の輝く日


朝の光が何気なく過ぎる日は


耐えている自分だけの日


朝の光はどんな時にも平等なのに


眩しさも意味も違う


伸びようとする瞳が好き


光の横で


ギリギリ自分を支えているあなたの強さも好き




今日も前を向いて


キリッとして

(くろほとき)




雑感

2020-02-17 13:43:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


その日暮らしをしているシニアでも、精神までその日暮らしだとは限らない。






見てくれは悪くても、心の中は錦(歌謡曲?)みたいなシニアだっている。





どんな出来事にもきっと意味がある。




春はあけぼの

夏は夜

秋は何?

冬は何?





ああ、荒野  寺山修司

「昔の情熱」については、お互いにふれないようにしてた。P222





人間は鏡に写る自分を見て

自分の容姿を褒めたり嘆いたり

外向きの顔を造ったりする

だが

中村天風は、朝起きて鏡を見たら、笑えと言う

鏡の中の自分に向かって

声を出して、決意を何度も話せと言う


下を向くな肯定的に生きよ、ということだ







人生には、無駄もしくは楽しく思えない時間があるはずで、それをいかに減らして、楽しい時間を増やしていくかということに注力することのほうが、いつ死ぬかあれこれ悩むよりよほど大切なことだと思う。








茹で卵は


あなたのお好みの茹で加減でいいのです


あの人の半熟


この子の固さ


もうそんなことを考えるのはやめましょう


あなたのお好みの茹で加減で


あなたの味を喜んでもらうのです


あなたはあなたなんだから


あなたの気持ちにそって動くのです


もう一度言います


あなたはあなたなんだよ

(くろほとき)

どんな状況の中にいても

2020-02-16 07:14:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

久しぶりのブログです。

ボーッとしている時間が多くて、ついご無沙汰をしてしまいました。




決めた事は
変えない、曲げない、投げ出さない


〜私には、そんな強い意思はない


私の行く処

困難あり


しかし、便法あり


転がりながら

空ばかりを掴むけれど


ひとつふたつの


希望あり


どんな状況の中にいても


私は私

あなたはあなた

(くろほとき)




冬との戦い

2020-02-08 03:56:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

夜中の2時。

布団に入っていても寒すぎて眠れないから
お風呂に入ってきた。


普通ならこのまま起きて何か始めるのだけれど、今日はそんな元気が出てこない。


いつものように、本を持参して、お風呂のふたを机がわりにして読書しようとしたが、その気になれなかった。


寒いのは、ホントに苦手だ。



•••••

夜中2時
寒くて目が覚めた
 
首や顔に冷気が降るようで
思わず「底冷え」という言葉が浮かんだ


ふっと外水道が気になって外に出ると
澄みきった空気がみしみし音を立てているようだった

冬との戦いはずっと続いている


家の中に戻ると
シクラメンが笑顔で
「寒いね」って言っている気がした
(くろほとき)




意識しない不幸

2020-02-05 21:07:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


醜いアヒルの子は
自分が醜いことを知っていた


今の群れから逃げて
次の群れに行っても
状況は同じだった


醜いからいじめられるのだと
ずっと思っていた


アンデルセンのこの童話を
どう読んだらいいのだろう


醜いアヒルの子は
私?


でもね
本当は白鳥の子だったんだけどね


幸と不幸の裏表 



近すぎて意識できなかったこと

いつでもそばに行けるから

つい気を抜いてしまって

目や心に焼き付けないまま

通り過ぎてしまったこと


野に咲く花々であったり

母の溢れる愛情であったり

もちろん、あなたであったり



気づかないまま通り過ぎてしまったこと



宝物がそこにあるかもしれないのに