一生懸命生きている人は
《 私はこんなに一生懸命生きている 》
なんて言わない
だからこそ、周りの人が認めてあげたい
周りの人が認めているっていうことが
ジワジワ耳に入って
その人の心に
ストンと響く
そういう関係をつくりたい
(くろ)
一つのことが終わり
一つのことが始まる
その繰り返しの中で
いろんな感情が交錯し
落ち込むこともいっぱいあるけど
《 自分も捨てたものではない 》
という自尊心は持ち続けたい
(くろ)
部屋の掃除をしていると
本や写真やガラクタが
ひょっこり出てきて
あの頃のことを思い出してニコッとしたりしんみりしたり
だから、全然片付かない
捨てようと思っても思い出の方が強すぎてジクジクしてしまう
捨てなきゃ片付かないよって何万回も言われてきたけど
今日も捨てられない自分がいる
(くろ)
今日は、ありがとう、と言って生きていく
二度咲きのバラや蕾にありがとう
こころ開いてくれる人にありがとう
尻尾ふりふり私のワンコにありがとう
生きていることにありがとう
毎日がいのちのはじまり
今日もありがとうの朝が来た
(くろ)
風にそよぐ小さな草にだって生命はある
無名の小さな虫にだって生命はある
ささやかな営みよりは
自由で豊かな営みの方に陽射しは優先されるけれど
ささやかな営みの中にもかけがえのない生命がある
小さくて無名でささやかな生命を直視したい
陽のあたる所ばかりに真実があるのではない
(くろ)