人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

花は嘘をつかない

2019-04-30 11:41:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
親戚の小さい子どもを連れて遊びに来たけど、
渋滞
空腹
あちゃー☂️
 
 
寝不足の目を擦りながら
今朝も花たちに会いに行く
花は、嘘をつかないから
息を吐くように嘘をつく人もいるけれど
花は、嘘をつかない
花のように着飾って平気で嘘をつく人もいるけれど
花は、嘘をつかないから
 

見た目が一番?

2019-04-29 10:36:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
古本屋のブックオフに行けば、文学全集を一冊108円で売っている。
 
その金額を初めて見たときは、目玉が飛び出るほどびっくりした。
 
これらの全集は、当時はローン(月賦払)で買ったものなのに。
 
時代は変わった。否、変わったんじゃなくて価値観が砕かれた。
 
見た目、キレイかどうか。読まれるものかどうか。
 
そのモノサシで値段が決まる。
 
昔は、人気があったとか、
 
文学青年のバイブルだったとか、
 
そんなものは、価値がないんだね。
 
何か、高齢者みたい。
 
若い時には、価値があったけどね。
 
歳を取ったら、108円。
 
 
これじゃ、見た目が一番なんだから、
 
キレイに歳を取りたいさ。
 
 
雑草には雑草のいのち
鳥には鳥のいのち
迷いはあっても鳥は飛ぶ
踏まれても雑草は伸びる
あなたと私が抱えきれない迷いの中にいても
いのちは進む
人は、いつも渦の中
いつも不安
けれどあなたも私も気高いいのち
迷いはあっても
踏まれることばかりでも
いのちは進む
今も、明日も
 
 

ほんとの春はまだ遠い

2019-04-28 07:18:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
時期的にちょっと遅いかな、って思いながら、
 
早起きして富士の麓に来た。
 
びっくりした。
 
去年は、観光客も少なく穴場だったのに、
 
人がいっぱい。
 
なんでも商売になってしまうんだ。
 
 
 
 
途中、コンビニでおにぎりとコーヒーを買ったら、
 
働いていたのは、やっぱり高齢者だった。
 
ちょっと狂っているよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ああ、ほんとの春が来ないかな。
 
寒い。
 

いい日 いい気づき

2019-04-25 21:14:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
岩波から出ている山藤章二の本に
 
「はじめての八十歳」というのがある。
 
内容は、「八十歳を迎えたら、今までと違う世界が見えてきた」みたいなことが書いてあるんだけど
 
私が今アッピールしたいのは、そのタイトル
 
「はじめての八十歳」という表現。
 
ぐっと引き寄せられたのね。
 
「一度だけの八十歳」でもなく、
 
「八十歳になってわかったこと」でもなく
 
『「はじめての」八十歳』なんだよ。
 
八十歳を二度も三度も出来る筈なんかないのに、
 
「はじめての」なんだ。
 
こういう表現に出会うと嬉しくなってくる。
 
ああ、いいなあ、って思うんだ。
 
 
表現は、気づき。
 
表現は、生き方。
 
山藤章二は、八十ニ歳。
 
歳を取れば取るほど感性に奥行きが出てくる。
 
バキューン。
 
 
初めて逆上がりができた時のことを覚えているか
身体と宇宙がくるんと回った瞬間を覚えているか
嬉しくて何度も何度も回ってみた
すると今度は身体と宇宙と喜びが一緒にくるんと回った
いい日だった
得意満面の日だった
私の原点の1つだ
 

宝物のような願い

2019-04-24 20:24:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
私の学習室の隣の建物は、ジム。
 
ジムは、高齢者でいっぱい。
 
高齢者の願いは、健康でいること。
 
できれば、自分が死ぬまで自分の足で歩いてトイレに行けること。
 
健康寿命をのばすこと。
 
この願いは、実は全人類の願い。
 
死ぬまでずっと健康でいたいというのは、宝物のような願い。
 
 
ジムに通う高齢者に訊いてみたい。
 
「何故、ジムに通ってるの?」ではなくて
 
「どういう自分になりたくて、このジムに来てるの?」
 
 
 
謳うこと
哀しいことを哀しいと言って謳ってみても
誰も振り向かない
哀しいけれどその哀しみに負けずにあと少し進むと謳えば
誰かが振り向いてくれるかもしれない
私もあなたのように哀しい
だから手を繋いで一緒に行こうと謳えば
手を繋いでくれる人がきっといる