雑感81
歳を重ねてくると、どうやって社会と接点を保ちつつ自分を伸ばしていくか、という大問題に直面する。
退職してしまって、「仕事人であることイコール社会と接点を持っている」という「当たり前」をなくしてしまったシニアの嘆きが聴こえてくる。
嘆きというより、惑いと自失してしまいそうなシニア群。
《どうやって生きていけばいいんだ》という声なき声。
これは歳を重ねてみないと、絶対に実感できない事実。
自分の歳や環境を認めて、立ち向かっていかなければ自失自壊してしまう惑いの年齢。
それを乗り越えて新しい自分を創っていかなければ、渇いた日々の連続になってしまう。
だから、挑戦。
だから、働けるうちは働く。
だから、六十の手習、七十の手習い。
じっとしてると枯れてしまう。
雑感82
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない
そう言ったのは、寺山修司
忘れるな、忘れるな、愛することを忘れるな
そう言ったのは、くろほとき
言葉なんて覚えるんじゃなかった
そう言ったのは、田村隆一
今日は、風は強いし
みぞれもびちゃびちゃ降るけれど
ちょっと気取ってお出かけしてくるよ
雑感83
おーい、シニアよ。ため息ついたら一回百円だぞ!
雑感84
ミシェル・ペトルチアーニ
先天性の障害を克服し
独自のジャズ空間を創り上げた
フランス最高のジャズピアニスト
彼の演奏を聴いたことがあるけれど
非常に感銘を受けたのを覚えている
生きようと強く思って生きることの美しさが胸を打つ
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