blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

南面利の「鳥地獄」

2005-08-07 23:24:48 | まち歩き
炭酸水の湧き水、鳥や虫が二酸化炭素の為落ちて死ぬ事からこの名前がある。
ネット検索しても、結構あちこちにあるようで・・・でも和泉市南面利町のはネットでは出てこなかった。

実は今日昼間お蕎麦を食べに行き、あと何しようか?って、で「鳥地獄」の話が出た。私も以前、和泉市の広報か何かで知ってはいて、行きたいなとは思っていたが、行った事がない。で友人がマップを持っているとの事、じゃそのマップで見て行こうかって事になった。

マップは大雑把なものではっきりはわかりにくいで案の定迷って酒屋さんのおばちゃんに場所を聞いたら丁寧に教えてくれた。

空海という飲み屋さんとお地蔵さんがありその角の細い道を曲がると修験者が住んでいてその人に聞けば教えてくれるとか。

空海の裏まで車が入りその後歩きで坂を登ると修験者のお家があった。
で声かけようとする前に「何しにいらっしゃったの?」
「この辺に鳥地獄ってあるって聞いたんですが?」
「じゃここを通って行って下さい」
と指されたところは家の軒、少し遠慮しながら・・・
「では失礼します」と家の軒を通って、山道を少し上がると見晴らしのいい場所に祠が。
でその下の四角い網で囲まれた場所が「鳥地獄」らしい。

DSC09577s

炭酸と思われる泡がボコボコと出ていた。
しかし何で尾根沿いに湧き水があるの?
水は少し茶色がかっていて飲むにはちょっと・・・
ひしゃくも置いていたけど

あとでその修験者の人が教えてくれました。
このあたりは褐炭が出てそれを掘っていると炭酸の湧き水が出たとか、でソーダ原料にしようとした事もあったけど量が足りなかったとか、夏場は茶色いけど冬場は澄んでいるらしい。
渇水で他の沢の水が無くなってもここだけは枯れないとか・・・・

う~ん、なんとも不思議な場所があったものです。


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2 コメント

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和泉市の鳥を良く知る納家さんに教えられて知った... (平野正明)
2014-05-26 16:21:13
和泉市には珍しい大きなアセビの木の.有る山手でしたが、
何かの鳥が死んでましたが、確かに鳥地獄だとわかりました。
不思議なものがあるんですね。.
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こんばんは、平野正明さん (kousen)
2014-05-26 19:38:54
平野さんも行かれたのですね。。。
馬酔木の木、鳥が実際に死んでいるは目撃出来ませんでした^^;
ほんとに不思議です。

地図では河内長野の山中にも「鳥地獄」は存在するようです。
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