戦争が否定されるのは、それが暴力だからであろう。
暴力の否定は無条件である。
どんな理由も暴力を正当化できない。
そして戦争とは、人間がなす最大の暴力と思える。
でも、もしも自分に暴力をふるう相手が現れたら?
自分の家族や友達が街で理不尽に襲われたら?
同じ町内の住人が何者かに攻撃を受け、蹂躙されたら?
自分はそれを甘んじて受け入れるだろうか・・?
誰かに守ってもらう?
日本や世界の平和のために他国の若者が命を落とすとしても、
日本は戦争の放棄を主張できるのか?
「義無き力は暴力なり。 力無き義は無力なり。」
この言葉が好きか嫌いは別としても、一理あろう。
武術は何の為にあるのか?
武力は何の為に必要か?
暴力に対する備えは必要悪ということか?
でも待てよ。 これって全て暴力・戦争ありきの考え方だ。
You may say I’m a dreamer. But I’m not the only one.
I hope someday you’ll join us. And the world will be as one.
暴力に対する備えは必要だが、、
まずは暴力の無い世界の実現に力を尽くす。
日本の国策はそうあって欲しいと願う。
争いで命を落さなければならなかった先人達は、
今の日本を見たら何と言うだろう?
そんな事を考えずにいられない日である。