うちの家の庭とも呼べない小さな庭に、
小さな柚子の木が植わっていて。
そこに毎年アゲハ蝶の幼虫が育つ。
という話を以前に書いた。
だが、不思議な事に、
その幼虫がサナギになったのを見たことが無い。
最終令になり、マルマル太ると、
そろそろサナギになるなぁ~
楽しみだなぁ~、と思うのだが、
青虫達は、ある日こつ然と姿を消すのである。
天敵の蜂にさらわれるのか?
近所の子供に拉致されてるのか?
なぜ姿を消すのか? 不思議でしょうがなかった。
しかし今日、その謎が解けた!
いや、お友達の家でも小さな木に
アゲハの幼虫が育つらしく。
木が小さいからか、サナギになる時には
その木から降りて、手近な建物の壁など
でサナギになっている・・・という話を聞いたのだ。
まさかウチも?
と思って捜索してみたら・・・
いました!!! (^O^)/
ここと、
ここ!
場所的には、柚子の木から1Mと3Mは離れている。
幼虫が芝生の上を歩いて行く距離としては決して
近くないと思う。
彼らは何故こんな事をするのか?
想像するに、柚子の木には天敵も頻繁にやってくる。
天敵たちも、そこに幼虫が居る事は知っているから。
するとそこは、無防備なサナギにとって安全な場所ではない。
だから彼らは故郷を捨てて、少し離れたところで
サナギになるのではないだろうか?
消える青虫の謎がとけて、非常にスッキリ。
明智小五郎的な気分である。 うむ、今夜は飲もう!