2450. 朱に交われば

Ken坊テニスができるが
上手いか？といえば、そうでもない。
かと言って下手か？と言えば、
そうでもない・・と思う(￣▽￣)


そんな微妙な腕前のKen坊が、
以前テニスをしていて経験したこと。

それは・・

強い相手と試合をしていると、
自分のプレイも良くなる。
逆に弱い相手と試合をしていると、
こちらのプレイもショボくなる現象。


これ、ちょっと考えると逆の様な気もする。

相手が強いと、自分は押されてショボくなる
相手が弱いと、自分が優位に押せる。
・・のはずぢゃないか？？


どうも人間というのは、自然に
自分の置かれた環境に適合する
性質をもっているみたいだ。


今日の居合の稽古。
高段者が集まるなかに、
経験の浅い者が1人交じる。

その経験の浅い弟子に向かい、師範が言う。

「今日はずいぶん良いじゃないか。
  先輩が上手なのばかりだからか？
  朱に交われば赤くなるな！」と


なるほど、うまい事おっしゃる。
環境ってのは大いに意味が有るのだ！

そんな事を今更の様に教わった日であった。