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25~26日 東京駅前「いこら」で第1回美浜キッズマルシェ開催 〈2015年7月23日〉

2015年07月23日 08時30分00秒 | 記事

「いこら」キッズマルシェに参加する
中西君、田渕君、谷さん、田渕さん、小川さん(左から)

町のよいところを話し合う子どもたち


 まちの魅力や特産品を子どもたちの手で外に紹介・発信することで、子どもたち自身にまちのすばらしさを再発見してもらおうと、美浜町商工会はリレー式次世代健全育成事業として、模擬物産展「キッズマルシェ」を開催する。第1回として25日と26日の2日間、東京駅八重洲中央口前の和歌山産直店「わかやま紀州館東京八重洲店いこら」でオープン。小学生5人が、釜揚げしらすやちりめん、早なれ寿司、ひじきなど町の特産品を試食販売する。

「いこら」キッズマルシェに参加するのは、中西悠吏君(和田小5年)、谷日和さん、田渕夏希さん(以上松原小5年)、小川浬さん(同4年)、田渕晴樹君(同2年)。メンバーは、キッズマルシェで販売する特産品を製造販売する店の子どもらで構成した。ふだん親が扱っている商品を実際に客を相手に販売することで、改めて商品のよさや町の魅力への気づきを図る。
 キッズマルシェに先立ち美浜町商工会は21日、商工会館で、勉強会を開催。「いこら」のキッズマルシェに参加する5人の他9人の小学生らが、講師のOffice Grace代表・平野未花さん=日高川町江川=から、町の景観や産業、産品にかかる概要説明や接客の心得などについて聞いた。
 自分たちの町をどんなふうに紹介したら良いか「海がきれい」「魚がおいしい」「夕日がきれい」など町のいいところをあげながら検討。笑顔、整った身だしなみ、姿勢を正しく、こころを込めてていねいな対応など接客の心得を教わり「アイコンタクトが大事。目と目を合わせてから頭を下げます」との平野さんの指導で、正しいお辞儀やあいさつの仕方を実習した。
 シラスや早なれずし、イチゴシェイクなど、町の特産品の試食もして、味を確認。食べながら「サバずしには生姜を付けています。お客さんに、生姜つけたらおいしいと教えてあげてね」などとアドバイスを受けた。
「お客さんに来て良かったと喜んでもらえるおもてなしをしてほしい」と平野さん。研修後、子どもたちは「イチゴシェイクがおいしかった」「あいさつの練習が面白かった」、「いこら」キッズマルシェに参加するメンバーらは「今日習ったことを生かして頑張りたい。美浜町のいいところやおいしいものを、お客さんにわかりやすく紹介したい」と話した。


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