第27回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会がこのほど三重県伊勢市営庭球場を主会場に開かれ、女子団体で印南中の鈴木美悠さん(3年)、塩路ほのかさん(同)、清流中の山下二千翔さん(2年)、前本真弥さん(2年)がメンバー入りした和歌山県が12年ぶり3回目の優勝を飾った。鈴木さん、塩路さんは全試合に出場し優勝に大きく貢献した。
団体戦は47都道府県と地元伊勢市の男女とも48チームが参加しトーナメント戦で競った。女子団体で和歌山は2回戦から出場。初戦から準決勝までいずれも2-0のストレート勝ちで決勝へと駒を進めた。決勝は群馬を2-1で下して優勝を決めた。鈴木さんは西和の福田ゆいさん、塩路さんは和歌山信愛の多田千夏さんとのペアで出場。鈴木さんは準決勝戦を含め4勝、塩路さんは決勝戦で優勝をかけた3番手で出場し勝利するなど12年ぶりの優勝に大きく貢献。2年生ながらメンバー入りした山下さん、前本さんは出場機会はなかったが先輩選手がいい試合ができるようサポートするなど貢献した。
鈴木さんは「決勝の試合で敗れたのが悔しかったけれど優勝できてとてもうれしい。夏の中体連でも全国大会に出場できるよう練習に励みたい」。塩路さんは「決勝でメンバーが声援してくれる中で勝てて最高にうれしかった。夏の中体連で全国大会に出場し結果を残せるよう頑張りたい」と喜んでいる。
男子団体で印南中の大原礼慈君(2年)、小原雅也君(2年)がメンバー入りの和歌山も5位と健闘した。
ダブルスとシングルスの個人戦もあり、男子ダブルスに印南中の川村脩人君・大原礼慈君組、女子ダブルスに山下・前本組、塩路さんは多田さんとペアで、女子シングルスに鈴木さんが出場。川村・大原組、塩路さんは2回戦で、山下・前本組、鈴木さんは初戦で敗退した。
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