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第24回本社旗日高地方GB大会、郡市内外39チームで熱戦展開 〈2016年4月10日〉

2016年04月11日 08時30分00秒 | 記事

来賓らで始球式

選手宣誓する丹野博子さん


 本社主催、御坊市・日高郡両ゲートボール協会主管の第24回紀州新聞社旗日高地方ゲートボール大会=大会長・源地温勇紀州新聞社代表=は9日、「エンジョイ・スパーク」を合言葉に御坊市野口専用ゲートボール場で開き、郡市内外から39チームが参加。10歳から90歳までの幅広い世代が競技を楽しみ、親睦と交流の輪を広げた。

 開会式は午前8時30分から行い、二階俊博代議士秘書の二階俊樹氏、中村裕一、冨安民浩、坂本登各県議、田中達也日高振興局長、西本和明御坊市議会議長、小谷芳正郡町村会長、田中昭彦郡町議会議長会長、龍神康弘御坊市総務部長、森口詠士郡町村会事務局長を来賓に迎え、中川弘大会実行委員長が大会宣言。国旗、社旗掲揚のあと、前回優勝のゆずチーム(那智勝浦、串本、古座川町)が優勝旗、準優勝の本ノ脇チーム(美浜町)、3位のニシトミチーム(御坊市)がそれぞれ盾を返還した。
 本社・山本俊一編集長は「いつまでも元気で体を動かせる健康寿命が大切です。きょうは勝負にこだわりながら、プレーを楽しみ、多くの方々と交流を深めてほしい」とあいさつ。二階氏、田中氏、中村県議、龍神氏が「ナイスプレーを期待しています」「健闘を祈っています」などと祝辞を送った。
 選手を代表して前回優勝のゆずチームの丹野博子さん(65)が「日頃の練習の成果を十分に発揮し、仲良く楽しく明るく正々堂々と競技することを誓います」と力強く宣誓した。
 来賓らが始球式を行ったあと、競技スタート。39チームが4チームずつ(第2コートのみ3チーム)10コートに分かれて予選リーグで熱戦を展開。各コート1位10チームが決勝トーナメントに進み、頂点を競った。選手らは「あのボールを狙って」「失敗怖がらずに思い切って」などと声をかけながら、元気いっぱいにプレーを楽しみ、コート外からも声援が送られた。

最年長は宮井さん(田辺市)90歳
最年少は松原チームの仲良し3人組

元気にプレーする宮井秀信さん

今大会最年少の3人(左から高松君、田井さん、碓井さん)

 今大会の参加最年長出場は南紀はまゆう(田辺市)の宮井秀信さん(90)=田辺市朝日ヶ丘=。ゲートボールは58歳の時に妻の知加さん(96)に誘われたのがきっかけではじめ、毎週2、3回プレーを楽しんでいる。30年以上続けているゲートボールは「チームワークを大切に和気あいあいとプレーできることが醍醐味」と話す。
 同大会には4年連続の出場。昭和28年まで日高川町高津尾に住んでいたこともあり、「御坊市や日高郡のチームがたくさん出場している紀州新聞社杯は毎年とても楽しみにしています。きょうは勝ち負けを別にして友好の輪を広げたい」と笑顔を見せていた。
 参加者最年少は松原クラブ(美浜町)に所属している田井兎心さん(10)=和田小5年=、高松正義君(10)=同=、碓井芹奈さん(12)=松洋中1年=の仲良し3人組。
 3人とも和田学童保育に所属し、同保育の清水千津子さんや地域の人たちがゲートボールを教えたのがきっかけではじめたという。ゲートボール歴は、田井さんは2年、高松君は1年、碓井さん5年。3人は「まず1勝する。楽しみながら頑張りたい」と話した。


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