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キャンピングカーオフ会「聖地野口」に全国最大140台集結 ライブやフリマ、グルメ出店で交流 〈2019年5月26日〉

2019年05月26日 08時30分00秒 | 記事


 フェイスブックで国内最大級の「キャンピングカー倶楽部」(約3900人)が、25日から26日まで御坊市の野口オートキャンプ場で「2019CCCパラダイス御坊~目指せキャンピングカーの聖地!OFF」を開き、北海道から九州まで140台、約300人が集結した。野口で初開催した昨年の100台を上回る全国最大規模で、25日は市、市ふれあいセンターも協力した各種イベントを行い、全国に「聖地」をアピールするとともに、柏木征夫市長や地域住民も参加して交流を深めた。

 昨年5月に同倶楽部の2018関西和歌山オフ会が野口で開かれたのをきっかけに、市のGO!GOBOプロジェクト協議会アウトドア&食チームが「野口をキャンピングカーの聖地」にしようと、同倶楽部に協力を求め、同倶楽部や日本RV協会公認で日本最大のキャンピングカーオーナーズクラブ「くるま旅クラブ」と連携して「CCCパラダイス御坊」として全国に売り出している。
 今年のオフ会は全国最大140台が集まり、世界トップクラスの全長11メートルキャンピングカーなども4~5台参加。24日には約70台が先乗りして前夜祭を楽しんだ。25日は午前11時30分から開会式、記念撮影、会員対象のCCC大抽選会を行ったあと、市と市ふれあいセンターが協力した交流イベントを実施。音楽ライブやフリーマーケット、ミニキャンピングカーショー、市内店舗のグルメ店、ハーバリウム体験、キャンプ場レンタル用品紹介などがあり、地域住民も参加してにぎわった。
 夕方から夜にかけてはCCC交流会を開き、柏木征夫市長、向井孝行市議会議長も参加し、会員が準備して調理した各種グルメ料理、北吉田蕎麦づくりの会の手打ちソバを食べながら和やかに親睦を深め、26日午前中に解散した。来年以降も参加台数を増やしながら継続する予定。
 キャンプ場は高速インターや市街地、温泉に近いなど利便性が良く、温水シャワーやトイレなど設備が整い、電源サイトも全国一の広さと言われ、会員から「素晴らしいキャンプ場」と好評を得ている。オフ会に備え、キャンプ場出入り口の昇降道を改修した市ふれあいセンターは、今後も同倶楽部と連携して市内での提携店拡大、電源サイトの電源容量アップ、年末年始の開設、キャンピングカーレンタル会社との連携などを検討しながら「聖地野口」のPR、定着を目指す。


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