ポスターを作成してイベントをPR
御坊青年会議所(山本哲理事長)は11月13、14日、御坊市寺内町の歴史を探る体験的な謎解きイベント「まちなかRPG~湯河氏の隠された財宝を追え」を行う。寺内町を舞台に物語風に参加者が主人公になってゴールを目指すもので、市の文化財や歴史を、ロールプレイングゲーム(RPG)に見立てた新たな切り口で発信。日高地方に暮らす人々に地域の魅力を再発見させて愛着をもってもらうほか、地域外の人々に向けての積極PRにつなげたい、としている。
ストーリーがあって試練などにより、プレイヤーが演じるキャラクターの成長を特徴とするRPGを取り入れ、斬新な活動にすることで参加者が楽しみながら、地域の歴史を知ってもらおうと企画。魅力あるまちづくりの一助となることを目的にした。
湯河氏と寺内町につながりがあることに着目し、フィクション的に戦国時代の人々が現在にタイムスリップしたと設定。豊臣秀吉は第二次紀州征伐によって、御坊の地を治めていた武将・湯河直春を攻め滅ぼそうとする。直春は、この町のどこかに財宝を隠し「朝日さす、夕日輝く、イチョウの下の岩陰に、小判千両、後の世の為」と言葉を残して戦に向かったというストーリー性を持たせた。
イベント中、時代劇のような衣装を着た同会議所メンバーが各チェックポイントに配置され、コマンドパネルに立って参加者に話しかけられると、謎解きのヒントやストーリーに関連するせりふをしゃべる。参加者は、クイズに答えて物語を進める上で重要なアイテムカードやヒントを集めながら、困っている町の人々を救い、財宝が眠っている場所を目指す。
白井康喬・同会議所未来創造委員長は「家族の皆さんも、学生同士でも楽しんでもらえるイベントですので、ぜひ参加してもらいたい」と話した。
募集期間は10月1日~11月5日で定員66組(1組5人まで)の先着順。県内在住で18歳未満の参加者で申し込む場合には参加者代表の保護者の同意が必要。小学生以下は保護者同伴も含めた人数構成としている。初日に36組、2日目は30組と分けて、両日とも午前9時から、小竹八幡神社をスタート地点に10分置きに各組がゲームを始める。回復アイテムとして、御坊市の郷土銘菓処「ふく田」のイベント特製まんじゅうも用意している。
参加無料だが、完全予約制。https://reserva.be/gobojcのURLかQRコードからの予約サイトによる申し込みか、チラシの参加申込書に記入の上、御坊市薗350の28、御坊商工会館3階の同会議所事務局(電話22・5434)へ申し込むこと。
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