コン・モート

九十九里平野からよしなしごとを。

女性蔑視だけでない。

2021-02-08 10:15:22 | 日記

ここのところマスコミを騒がせている(いた?)森喜朗氏。

それだけが大きく取り上げられるけれど、首相当時にやった事を取り上げてみます。

当時の自民党大派閥「清和政策研究会」の親分として、文京・スポーツ分野に君臨していました。

首相当時、「教育改革国民会議」が提言した主なものを以下に掲げてみます。

*教育基本法の改正(正確には改悪ですけど)

*道徳の教科化

これらは、第一次・第二次安倍政権で実現しました。

つまりは、安倍政権の戦前回帰的教育政策は、森政権の忠実な継承であったという事です。

森氏の言葉として注目すべきは以下のものです。

*日本は天皇を中心にする神の国。

*教育勅語には時代を超えて普遍的哲学がある。

*こどもをつくらない女性を税金で面倒見るのはおかしい。

*国歌も歌えない選手は日本代表ではない。etc

彼の信条は、神話的国体観念・滅私奉公・忠孝の道徳・家父長制秩序・男尊女卑などなどです。

そもそもこのような人物を、五輪の責任者として任命した事が世界の常識とはずれずれなのです。

今回の失言?を撤回した森氏ですが、以上から真の意味の「撤回」などでは無いことは明白です。

マスコミは今回の発言のみを取り上げるのではなく、彼の信条を取り上げるべきなのでは無いでしょうか?

 

 


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