コン・モート

九十九里平野からよしなしごとを。

東京新聞の記事から

2021-02-11 11:42:50 | 日記

東京新聞を愛読しています。

日替わりの、「本音のコラム」が特に好きです。

昨日は文芸評論家の斎藤美奈子さんが担当でした。

内容を私なりに要約してみます。

森五輪組織委員会会長に関するものでした。

*「わきまえた」方たち

組織委員会で会長の辞任を求める理事は一人もいなかった。

よほど鈍感か、素直な意見が言えない空気に支配されているのだろう。

*「女性が多いと時間がかかる。」

これは、「女は黙ってろ!」である。

言論弾圧効果を持つ。

*森氏が会長を続けるデメリリットは計り知れない。

日本は性差別を容認する社会というイメージを撒き散らす。

*森氏が辞任するメリットは大きい。

日本社会は性差別を許さないという強いメッセージが共有される。

*余人を持って代えがたい?

そんなの「だから何?」である。

差別を容認する事が通用するはずもない。

まとめとして

オリンピックの「世界中の人々の多様性と調和」を謳う組織のトップが性差別主義者であるという、笑えない事実。私達が変えようとしているのは、この組織委のような社会の監修なのだ。

 

最近、与党自民から出ている、「余人を持って代えがたい。」という発言に対してバッサリです。

代わりの人材がいない事が問題なのではなく、とんでもない人物をトップにすえた事が大問題という事です。

そこをはっきりさせるマスコミが見かけられないのが、日本の限界なのでしょう。

そもそもが、森氏のような人物が総理大臣になれる国、そこも限界なのです。

つまりは、選挙においての私達の投票行動こそが、こんな事態を招いてしまいました。

この点をマスコミはもっともっと取り上げて欲しい。

でも、まったくもって無理でしょうね。

 


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