田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

高天原・雲ノ平・鷲羽岳登山 -その3

2013年08月26日 | 山歩き

3日目の朝は予想通りの晴天。朝食後にカメラを持って竜晶池まで散策に出かけました。竜晶池は昨日の温泉からさらに片道15分ほど歩いたところにあります。前日夕食後に温泉入浴にでかけたのですが、その時の様子は9月1日付の”北アルプスの秘湯 -高天原温泉”を見て下さい。

山荘を5:50に出て竜晶池着が6:40。だれもいない山奥に静かな水面が広がり、薬師岳、赤牛岳、水晶岳の姿を映しています。

                   薬師岳を映す竜晶池

                       赤牛岳と竜晶池

 

                         竜晶池

池畔には数種の花が咲いていましたが、見事だったのはチングルマ。花の終わった後の綿毛が朝露に濡れて朝日に光っている様子は宝石のようでした。

               朝露に濡れるチングルマの綿毛

                 朝露に濡れるチングルマの綿毛

山荘に戻り、雲の平に向けて出発したのは8時半。数分歩いて振り返ると湿原の向こうに山荘の赤い屋根がちらりと見えます。

        高天原の湿原 右手奥の林の中に山荘の赤い屋根が見える

                      高天原の湿原

                 高天原の湿原と池塘

湿原の風景を動画に撮り、YouTubeに投稿しました。

      http://youtu.be/ZfPTyCOzRfc

湿原を過ぎてひとしきり登ると高天原峠。9:45着。ここで大東新道方面の道を分け、左に折れて尾根伝いに雲ノ平を目指します。峠の手前で年配の夫婦に出会いました。雲ノ平に幕営し、日帰りで温泉に入りに行くとのこと。10分ほど休んで雲ノ平へ。樹林帯の道は思いのほか急登が続き、ようやく展望が開けると、水晶岳、赤牛岳が青空を背に姿を見せます。

             高天原-雲ノ平の道から望む水晶岳

              高天原-雲ノ平の道から望む赤牛岳

木道も現れますが、もう一つ、ピークを右から巻き終わると雲ノ平の一画、奥スイス庭園の看板が現れます。11:40。ここで軽く昼食。薬師岳の姿が正面にどっしりと控えます。

              奥スイス庭園付近からの薬師岳

ひと登りして今度は浅い谷に下り、もう一度登りかえすと目指す雲ノ平山荘を眼下に見る丘に到達しました。この丘の上ではDocomoの携帯が通じました。

雲の平山荘着は13:00。3日間の山歩きでさすがに疲れがたまり、ラーメンを食べてひと眠りし、夕食前に山荘近くを散策しました。

          雲ノ平の遊歩道から水晶岳を望む 右手は雲ノ平山荘

夕食の頃からは少し雲が多くなり、期待していた星空はこの日見ることができませんでした。