日程:2016年10月22日(土)~23日(日)前夜発一泊二日 単独
いつか行きたいと思っていた妙義山へ。
金曜夜に圏央道→関越→上信越道と乗り継ぎ、日付が変わって休日深夜割となるのを見計らって高速を下りる。
そのまま「道の駅みょうぎ」で車内ビバーク。
金曜夜に圏央道→関越→上信越道と乗り継ぎ、日付が変わって休日深夜割となるのを見計らって高速を下りる。
そのまま「道の駅みょうぎ」で車内ビバーク。
一日目
天候:/
行程:妙義神社7:00-大の字-相馬岳11:00~20-バラ尾根-堀切-中間道-大砲岩分岐-東岳-中之岳12:45-第四石門-中間道-妙義神社16:20
朝5時には起きて早出するつもりが、一週間の仕事疲れか軽く寝過ごす。
そそくさと用意を済ませ、妙義神社からスタート。
急な石段を登り詰め、奥の本社の右手から登山道が始まる。
この時点で表妙義の核心である「鷹戻し」の鎖場が付け替えのため現在通行禁止であることを初めて知る。
うーん、残念だがまぁしかたない。
神社の奥からは、しばらく樹林帯の登りが小一時間ほど続く。
いつの間にか元気のいい中年の単独行者が追い付いてきた。
5~6mほどの鎖場を登って、最初のポイント「大の字」へ。白い大きな鉄製の目印で山麓からもよく見える。
山中の案内板だとこのまま縦走コースが続いているようになっているが、「大の字」からは一旦分岐まで戻り「辻」と呼ばれる方向へ。
少し行くとトラロープが横に張り渡してあって一見立入禁止のようになっている。
道は続いているのでそのまま構わずロープを潜って先へ進むと、岩に黄色く目印がありコースが正しいことがわかる。
鎖場を伝っていくと、洞窟状の「奥の院」へ到着。右手にはやや長い急な鎖場が控えており、ここからいよいよ表妙義の上級コースとなる。
いつの間にか元気のいい中年の単独行者が追い付いてきた。
5~6mほどの鎖場を登って、最初のポイント「大の字」へ。白い大きな鉄製の目印で山麓からもよく見える。
山中の案内板だとこのまま縦走コースが続いているようになっているが、「大の字」からは一旦分岐まで戻り「辻」と呼ばれる方向へ。
少し行くとトラロープが横に張り渡してあって一見立入禁止のようになっている。
道は続いているのでそのまま構わずロープを潜って先へ進むと、岩に黄色く目印がありコースが正しいことがわかる。
鎖場を伝っていくと、洞窟状の「奥の院」へ到着。右手にはやや長い急な鎖場が控えており、ここからいよいよ表妙義の上級コースとなる。
「見晴」という所からは西上州の山々を一望。少し霞んでしまっているが浅間山も大きく見える。
この後、ビビリ岩、背ビレ岩と岩場が続く。低山にしてはなかなかの高度感だが、鎖があるので慎重に歩けばまぁ安心。
やがて先行していた男女七人(夏物語?)パーティーに追い付き、途中で先を譲ってもらう。
この後、ビビリ岩、背ビレ岩と岩場が続く。低山にしてはなかなかの高度感だが、鎖があるので慎重に歩けばまぁ安心。
やがて先行していた男女七人(夏物語?)パーティーに追い付き、途中で先を譲ってもらう。
紅葉のピークにはまだ少し早いようだが、気持ちのいい岩稜を歩き続け、表妙義の主峰、相馬岳(1,104m)へ。
「大の字」で会った単独行の人、途中で先を譲ってもらった七人パーティーもすぐに追いついてきて、ここで大休止。
頂上からはこれから向かう西側の金洞山(鷹戻し、東岳など)のギザギザした稜線が望める。
単独の人と少し話をする。穂高のジャンダルムへ行きたいため練習として妙義へ来たらしいが、ここまで不安なく来たならまぁ問題ないのでは?
「大の字」で会った単独行の人、途中で先を譲ってもらった七人パーティーもすぐに追いついてきて、ここで大休止。
頂上からはこれから向かう西側の金洞山(鷹戻し、東岳など)のギザギザした稜線が望める。
単独の人と少し話をする。穂高のジャンダルムへ行きたいため練習として妙義へ来たらしいが、ここまで不安なく来たならまぁ問題ないのでは?
それほど広くはない頂上に他にも何組かやってきて、この先、渋滞になりそうなので軽く行動食を摂って自分は一足早く出発する。
ここからバラ尾根(茨尾根)をどんどん下る。途中、反対側から来たパーティーに工事中の「鷹戻し」の様子を聞くと、やはり現在は迂回するしかないとのこと。
ここからバラ尾根(茨尾根)をどんどん下る。途中、反対側から来たパーティーに工事中の「鷹戻し」の様子を聞くと、やはり現在は迂回するしかないとのこと。
下りきった所が「堀切(ほっきり)」
本来ならここから登り返しで「鷹戻し」への長い鎖場が続くようだが、通行止めの注意書きに従ってしかたなく中間道へと下る。
中間道は表妙義の南側のトラバース道となっていて、「関東ふれあいの道」の一部?らしい。もちろん、危ない岩稜歩きではなく安心して歩ける普通のトレイルだ。
すぐに長い鉄階段の登りとなり、その後、岩壁の裾をくりぬいたトラバース道となる。
本来ならここから登り返しで「鷹戻し」への長い鎖場が続くようだが、通行止めの注意書きに従ってしかたなく中間道へと下る。
中間道は表妙義の南側のトラバース道となっていて、「関東ふれあいの道」の一部?らしい。もちろん、危ない岩稜歩きではなく安心して歩ける普通のトレイルだ。
すぐに長い鉄階段の登りとなり、その後、岩壁の裾をくりぬいたトラバース道となる。
やがて分岐に着いたので近くにいた若い連中に道を確認し、再び山側に向かって登っていく。
樹林帯から再び視界が少し開け始めるとちょっとした鎖場があり、登り詰めて東岳、さらに細いリッジを繋いで中之岳へ。
これで表妙義の縦走はとりあえず終了。
核心の「鷹戻し」を迂回したため思ったよりも早く終わってしまったが、それでも1,000mそこそこの山とは思えない高度感と岩峰の迫力に満足した。
中之岳からの下りもほぼ垂直の鎖場。最後までなかなか気が抜けない。
それにしても今回コース上で一緒になった熟年男女七人パーティーには感心した。
大抵、七人もいると途中でバラけて時間がかかったりするものだが、このパーティーは実に足並みが揃っていて、こちらがちょっと回りの景色など撮ったりしているとあっという間に抜かされてしまう。
樹林帯から再び視界が少し開け始めるとちょっとした鎖場があり、登り詰めて東岳、さらに細いリッジを繋いで中之岳へ。
これで表妙義の縦走はとりあえず終了。
核心の「鷹戻し」を迂回したため思ったよりも早く終わってしまったが、それでも1,000mそこそこの山とは思えない高度感と岩峰の迫力に満足した。
中之岳からの下りもほぼ垂直の鎖場。最後までなかなか気が抜けない。
それにしても今回コース上で一緒になった熟年男女七人パーティーには感心した。
大抵、七人もいると途中でバラけて時間がかかったりするものだが、このパーティーは実に足並みが揃っていて、こちらがちょっと回りの景色など撮ったりしているとあっという間に抜かされてしまう。
この後、中之岳神社に下りようと思ったらスタート地点の妙義神社へはバスの便が無いらしく、「良かったらタクシー相乗りしませんか?」と七人パーティーの男性が声をかけてくれた。
ありがたいと思ったが、登山地図を見たら何とか暗くならない内に戻れそうなので、丁重にお断りして一人、中間道を妙義神社へ歩いて向かう。
奇岩の第四石門や大砲岩など見学。不思議な自然の造形に感心する。
岩尾根の上級コースを歩いた後だと、中間道は平凡なトレイルでそれほど面白くない。特に午後からは曇ってしまってやや暗い雰囲気なのでなおさらである。
さっさと歩いて、明るいうちに妙義神社へ戻った。
さっさと歩いて、明るいうちに妙義神社へ戻った。
下山後は近くの「もみじの湯」で温泉と夕食。ここの露天風呂は、すぐ目の前に妙義の岩峰が望めてなかなかイイ感じ。
コンビニで買い出しし、明日は裏妙義である。
コンビニで買い出しし、明日は裏妙義である。