岐阜県多治見市にある多治見修道院で行われる『ぶどう収穫への感謝とワインのお祭り』です。一度は覗いてみたいと思っていましたが、今年ようやく参加することができました。
当日券3,500円、前売り券3000円の入場チケットを購入すると記念ワイングラス1個と750mlのAJUワインが1本付いてきます(赤白選べます)。爽やかな秋晴れの下、受付を済ませ敷地内に入ると、、、なんだかワインの試飲販売会のようになっています。ええんかなあといいつつ無料で試飲できるコーナーにはしっかり並びます。今回試飲できるワインは全部で6カ国24種、全種この会場で購入できます。750mlで1,500円から、グラス売りは1杯500円です。おつまみに良さそうなチーズやジビエメニューの屋台も並び、食欲の秋全開です。来場者のほとんどにアルコールが入っているのに居酒屋さん風にならず、のどかで開放的なのは会場が修道院内の葡萄畑だからでしょうか。
↑何度でもOKの試飲はなみなみ注いでいただけます。
さて、今回購入したワインをあげてみます。
☆小牧ワイナリー『ななつぼし Rose 2017』
なんと新酒です。フレッシュですが力強く、どちらかというとヌーヴォーが苦手なくらげびとでも美味しくいただけました。
☆小牧ワイナリー『小牧城信長 Red 』
今年リリースされたワインです。ポルトガル産(カステラフォン種、アラゴネス種)と小牧醸造(マスカットベリーA種、ブラッククイーン種)のブレンドで、色も美しく、バランスのとれたお味です。
☆クロムエジーシュ宮殿『ピノ・ノワール Red 2014』
白もそうだったんですが、抜栓したてとしばらく経ってからで味がガラッと変わります。(赤白どちらを買うか迷って2度目に試飲した時、あまりに印象が違うので試飲ブースを間違えたかと思ってしまいました。)2度目に飲んだのよりもう少し手前の味が知りたくて、ついつい買ってしまいました。
ところでなぜAJUさんのワインフェスタが修道院で行われているのか?ということなのですが、もともと教会でのミサにワインはつきもので、1930年にカトリック真言修道会の日本管区中央修道院(いわば日本支部総本山)として設立された多治見修道院でも1933年からミサ用のワインが敷地内で作られていました。(第二次世界大戦中や戦後のワイン輸入が途絶えた時には全国の教会にこちらのミサ用ワインが供されたとか。現在でもミサで使われない余剰分に限り「修道院ワイン」として教会売店で買うことができます。)そして2003年からはブドウ畑の管理は社会福祉法人である『AJU自立の家』に委託されていて、毎年11月3日に開かれるワインフェスタもAJU主催になってから今年で14回目を迎えます。という経緯で、AJUさんはなんと2015年に小牧ワイナリーというワイナリーまで作られました。というわけで、今回購入した小牧ワイナリーさんのワイン、楽しんで飲ませていただきます。ちなみにワインは通信販売もされていますので、興味を持たれた方はAJU自立の家のHPをご覧くださいませ。
参考:多治見修道院
FBページ「小牧ワイナリー」
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