門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

マプサウルス〜2018.5.04 名古屋市科学館〜

2018年05月22日 | 古生物学・地学

 

 

 マプサウルス(Mapusaurus roseae、大地のトカゲ)。アルゼンチン・ネウケン州のボーンベッドからみつかったマプサウルスの骨は少なくとも7個体分以上あり、その推定全長も6mー13mとまちまちだそうです。これは素直に解釈すると「群れ」をなしていたと考えられ、従来の大型獣脚類単独行動説を覆す発見として結構熱を帯びた報道がされていたのを覚えています。Wikipediaによればこのマプサウルスの復元骨格は2009年に国立科学博物館と大阪市自然史博物館で公開された後、2011年から名古屋市科学館で常設展示されているそうです。

 で、恐竜FREAKである息子その1の感想はといいますと

「頭がでかすぎる。」

・・・それはくらげびとも感じました。でも大型獣脚類というか、一般的な肉食恐竜のイメージって、こんなんよね。現生動物を見慣れた目には頭でっかちですぐコケそうに見えるけど。まあ、マプサウルスの復元時に完全な頭骨の化石は発掘されていなかったそうなので(今もかな?最新情報知りません^^;)、復元するにあたってどの近縁種の頭骨をモデルにするかってところも大きく影響するとは思います。

「これね、(テレビドラマの)ガリレオの撮影に使われたんだよ」by息子その1

・・・親が知らない情報をどこから得ているのだ君は・・・!

 

 

参考:名古屋市科学館公式サイト



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