くらげびとは知りませんでした。ニホンカナヘビには第三の目があるということを。実は昨日の写真をUPするにあたり、カナヘビと思っていたけど実は〇〇トカゲでした!ってことになるのが嫌なのでちょっとだけ調べていたら、ニホンカナヘビにはムカシトカゲと同じように光を受容する「目」が頭のてっぺんにあるという記述がちらほらと。。。いわゆる頭頂眼のことです。はるか昔に「ある種のトカゲには一対の通常の眼のほかに光を感じる眼というべき場所がある※1」とは読んだ気がしましたが、それがニホンカナヘビにも当てはまるなんて、思いもよりませんでした。だって、カナヘビって確かに頭頂部にくぼみはあるけど、そこに目があるなんてパッと見分からないじゃないですか〜。ちなみにトカゲの仲間の場合、第三の目と対になるはずだったもう一つの目は「松果体」として機能しているそうです。人間にもありますよね、松果体。場所は頭頂部じゃなくて頭蓋骨の中、奥深くですけど。国内で見られる他のトカゲはどうなんだろうと思ったんですがそこまでは記載されておらず、、、気になります。図書館に行って関連本探してみよ。
※1 イタリアのフェラーラ大学で第3の目の実験に使われたのはシクラカベ・カナヘビ。第3の目は体内時計と太陽の位置を利用して羅針盤のような役割を果たしているそうな。
追記:そしてニホンカナヘビがニホントカゲと同じように尻尾を切り離すことができるのも初めて知りました。写真の個体、尻尾が明らかにもう1回生えてきました!的な外皮の様子だったんです。子どもの頃「尻尾が切れるのがトカゲ、切れないのがカナヘビ」と、近所のお兄ちゃんに教えてもらっていたのを信じ込んだまま今まできてしまっていました。カナヘビって身近な生き物なのに、知らないことだらけです。
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