ランチョン小集会に出遅れたので適当に食べてからポスター発表会場へと移動しました。ポスターは高校生の発表を含めると45枚、じっくり見ているととても時間内には終わらないので、発表者の方がおられるブースを主に回りました。
中でもHP1の木更津高等学校さんは各々が自発的に責任を持って分担されていて、お聞きしていて爽やかでした。古生物に興味を持たれるきっかけになったのは恐竜だったという方のお話やポスター中のフローチャートの作成苦労話など伺えて楽しかったです。スーパーサイエンスハイスクール(S.S.H)の研究発表会なんかも夏休みにあるとか情報をいただき、息子その1、古生物学者になる前段階での目標がぼんやり見えてきたようであります。(結局予定が重なってしまってS.S.Hの発表会には行けませんでした。残念です。)
以下は直接ご解説いただいたポスターのタイトルです。
P09 岐阜県大垣市のペルム紀赤坂石灰岩から産出するツノガイ類(掘足綱)の分類学的再検討
→主要研究テーマから化石友の会のお話まで幅広くお教えいただきありがとうございます。
P13 四国北東部の上部白亜系和泉層群から産出するノストセラス科アンモノイドとその進化的意義
→超素人の質問に根気よく答えてくださり感謝いたします。
P17 道北地域の白亜系および新第三系から産出した十脚類化石の追加記録
→ポスターの第一印象が想像していた内容と違って驚きました。ご説明ありがとうございます。
P25 ブラジル下部白亜系サンタナ層産ピクノドン科魚類Iemanja palmaの新標本とその意義
→解説の途中から加わったくらげびとたちのために再度お話ししてくださりありがとうございます。
HP1 千葉県君津市西谷地域から産出する化石単体サンゴ
→親身になっていろいろ教えていただき、本当にありがとうございます。
HP2 現生と化石のシャミセンガイの元素分析
→化石になる時に「貝の身の部分」は鉱物に置き換わって変質してしまっているだろうと思い込んでいましたが、こういうアプローチもあるんだな〜と、目からウロコでした。いろいろ質問してすみません。
そしてポスターを拝見しているうちに時は流れ。。。慌ててA会場へ向かう我々なのでした。
「おめあての発表が始まってしまう!!」
(学会編まだ続きそう。。。)
参考 S.S.Hとは→国立研究開発法人 科学技術振興機構公式サイト 次世代人材育成事業
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