湯に浸かる…暖かで、ポッと出の向こう側にヒラヒラと…
泣き顔も行儀良く…笑い顔と目を合わせ…
暖簾を分けてまかり通れば…
湯気の向こうで生まれ変わる…。
伝わる行き止まりを当てにして…
肩で風を切るには、迷う道筋に…
暑さと寒さを互い違いに…天を仰いで青を見る…。
まとまると…整う時間に癒されて…
古すぎる、表の顔は幸せそうに歌い出し…
誰も彼も届かぬ未来に手を繋いで…
受け取る相手も見つからない…手紙はフワリ過去へ旅立ち…
壁の向こうにいるはずは…いつまでも、そこにいるとは限らない。