暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

しおり

2024年05月27日 | 古民家
 日ごと、目に鮮やかな色を頂いて・・・
梅雨の手前を幸せに・・・この至福を両目に写しては・・・ 
青く揺れる凪風を前に・・・頬を汗と涙が触り・・・
旅立つ羽根も、地に着いた手足も・・・
飽きる姿は、指し示すはずも無く・・・
描ききれない風景を残している・・・。

本の隙間に飾られた、止められた時を待ち望み・・・
主を探し始めても・・・動かぬ待ちぼうけの年月に・・・
数百、数千と刻みを与え・・・次の扉をカタコト開こうとしても・・・
欲望や妬み・・・夢や希望を重ねて繰り返した先に・・・
文字と言葉は力無く・・・
想像を物語が継ぐには頼りなく微笑み・・・
埃を探して目を閉じている・・・。

何度も読みふけ、目を擦り・・・
幾度も立ち止まり、空を見上げても・・・
辞め時を過ぎ・・・踏ん切りも無くし・・・散歩の歩幅は心地よく・・・
歩いて来た道のりに跡を付けた先人にさえ・・・断りを入れない気軽さでいるから面白く・・・
学びの先は狭くて重く・・・広がれば広がるほどに軽くなり・・・
枝葉の先は大樹となりて・・・読み続け、探し続けるる暮らしは・・・
栞を頼りに、よちよち育ち始める。






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