経験を投げ捨ててしまえば、無邪気に振る舞える自分でいられるのか・・・
生まれ変わりの先には・・・もとの木阿弥が待ち構え・・・
結局、自分を繰り返してしまうのだろうと・・・
夢物語を・・・意味なく笑えるその日々が・・・
時間を手なずけ、ゆっくり流れる自分になれるのかも・・・。
時間の理屈はいつの時代も・・・老いに任せて速くなり・・・
若さがむさぼる贅沢な時の使い方が、雑に遅く感じて・・・
寿命を数えて今昔の・・・時間の価値は、どちらを高値で買い取れるのか・・・
比較するほど落ちて行く・・・。
100年ひとまとめに・・・遥か遠くて一瞬の三桁でも・・・
まだまだ誰もが辿り着くには雲の上・・・
古民家の100年に委ねた暮らしのいくつかに・・・
重なる人の記憶は預けられ、世代の文化に染まりながら・・・
埋められた隙間がけなげに育つと、また次の・・・
行き倒れた人も、夢見る人も・・・まっすぐで頑固な人も・・・
100年経てば価値はあると、そう想える積み重ねに・・・
生まれ変わりの繋がりは・・・生まれていられるのかも知れない。