暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

長屋

2018年07月19日 | 古民家

 コーポラティブハウス・・・シェアハウス・・・かっこよく言ってますが・・・

共同住宅・・・集合住宅・・・古い言い方では・・長屋・・・でしょうか・・?

江戸の町が百万都市・・・そう言われただけあって町の数も多くて・・・

大江戸八百八町とも言われていたのですが・・・それは実際の町の数では無くて・・・

多くの町が存在しています・・・と言うのを、そんな風に解りやすく表現していたようです・・・。

1745年(延享)頃には1678町もあって・・・実際は倍近くの成長ぶりです・・・。

京都や大阪に対抗して100万都市にしようとして・・・1700年頃(元禄)には100万人になったそうです・・・。

賃貸物件が多かった裏町の長屋・・・

士農工商などの格差があった社会では、借家の長屋住まいが多く・・・

狭い1間をコンパクトに工夫して生活をしていました・・・。

100万もの人がいれば、生活に必要な物資が関東近郊だけで足りていたのか不思議なくらいですが・・・

それだけ流通も盛んで・・・活気のある町だったと思います・・・。

江戸時代以降多くの文化が日本に入ってきて・・・

和洋折衷の一風変わった異色で奇抜な建物・・・財閥など、一部の方々の贅沢な住まいが今日に残っています・・・。

装飾や素材などは工夫を凝らした造りになっていますが・・・

大きなお寺やお城が、権力の象徴として競って建築していた頃に伐採された貴重な銘木は・・・

その頃に建てられた古民家に残されています・・・・。

文化として残す建物・・・貴重な財産として有効に使わせて頂く資産・・・どちらも大切に引き継いで行きたいです。

 

 

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