暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

涙色

2025年02月10日 | 古民家
 腫らした瞼のさくら色は・・・幼い頬と同じくらい・・・
涙模様に許された・・・笑顔で染まる絵の具で描かれて・・・
眠りに落ちた温もりに・・・悲しみの跡はサラサラと・・・
振り返る間も無い日々の訪れは・・・慌ただしさの中で変化している・・・。

一輪挿しが屋根の上・・・
イタズラに映え・・青の奥に見えるのは・・・
原風景に寄せてみる・・・わずかに残った暮らしが切り取られ・・・
自然に生まれたいくつもの分かれ目が・・・ところ狭しと散りばめられて・・・
何も無い場所から育つ、火種の元を・・・
摘み取り蒔いた花の名は・・・
穂香と舞い踊る色になる・・・。

記憶を無くした頭の中には・・・
色めき立つ想い出がわずかに残り・・・
今日もおぼつかず・・・明日は見当違いだとしても・・・
色恋沙汰の悲しみを追いかけて・・・口をつぐむ暴力を取り上げ・・・
自由な暮らしに押し付けた、記憶は遠くに残りはしても・・・
薄く尖った記憶の端に・・・残される初々しさが香ってくる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気まぐれ | トップ | 好き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿