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ジュモー /雛人形店 佐久市 柳田二助商店店長コラム:『宮大工の家訓』

2014年10月26日 08時03分36秒 | owarai

法隆寺や薬師寺などの堂塔の

修復・再建に天才的な腕をふ

るった天才的な腕をふるった

 

西岡常一氏は、三代続いた宮

大工の棟梁だ。

 

台湾の樹齢千年以上の檜を探し

にみずから台湾の山中に分け入

って原木を買い付けた。

 

日の当たる南側で育った木は

材質が非情に硬いので柱に、

 

北側に生えていた木は柔らかい

ので造作才にと、使い分けた。

 

棟梁は、「今はなんでも規格を決

めて、それに合わないものは切り

捨ててしまう。人間の扱いも同じ

 

だ」と言って嘆いておられたそうだ。

 

 西岡家の家訓は、原木の購入や寺院

の建築などには全体に広く目を配るこ

とを強調しながら、仕事の進め方や

 

人の扱いには細かい気配りを求めてい

る。

 

「棟梁たるもの工人とともに働くこと

(明治初年の棟梁家が倒壊したのは、

工人の働きの上にあぐらをかいていた

ため)

 

木を買わず山を買う。堂を建てず釈迦を

建てよ。

 

塔組みは木組、木組は木の性(しょう)      

組み、木の性組みは人組み、

 

人組みは人の心組み、人の心組みは棟梁

の工人への思いやり。工人の非を責めず、

己れの不徳を思え」

 

西岡棟梁は、それを忠実に実行したのだ。

現代の企業人も心すべきであろう。

 

 

 

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【コラム:

『宮大工の家訓』