ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

お帰り、律

2015年01月25日 11時48分10秒 | owarai
ピンチになると、手紙を書く。
これが僕の昔からの習慣であ
る。

振り返ってみると、僕にとって
手紙は、自分の思いを託する
唯一の手段だったかもしれない。

考えてみると、たとえ喧嘩をして
いなくても、恋はピンチの連続で
ある。

相手の心が読めずに不安になった
り、恋しい思い出で息がつまりそ
うになったり、相手との一体感で
ほとんど叫びたくなるときも多い。

まるで非常時のような毎日だ。

恋のピンチを切り抜ける方法は、
いろいろある。どんなにひどい
喧嘩をしても、「ごめん」の
ひとことで仲直りできる場合
もある。

僕の場合は、と考えると手紙だ。
LINEに頼らず、ピンチに陥っ
たときは、手紙を書く。

とくに、遠距離恋愛をしている
と、こうした不思議なピンチに
さらされることがよくある。

会って話ができない分、心と
心がどうしようもなく離れて
しまうことが突発的に起こりうる。

喧嘩をしたわけでも、不満をため
ているわけでもないのに、なにか
がじんわりと二人をむしばんでい
ることを感じて、不安になること
がいくらでもあったのだ。

そんなとき、ラブレターは、恋の
ピンチを救ってくれる得がたいア
イテムだったのである。

恋する日々、眠る時間を削っても
ラヴレターを書いたのは、僕なり
に行った恋の危機管理だと思う。

“思い違いだったらごめんなさい。
けれども、僕は感じるんだ。キミ
の心がどんどん僕から離れてしま
うのを。

会えないのは、忙しいから、ただ
それだけの理由なのでしょうか。

思いちがいだったら、ごめんなさい。
けれど、僕は知りたい。

きみの本当の気もちを、今“




※オーディオ開設、販売あり
音楽も従来通り聴けます。

ビスクドール64嬢。

ジュモー /雛人形店 佐久市 柳田二助商店店長コラム:「隠せぬ背中」

2015年01月25日 09時15分47秒 | owarai

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~

『創業120年祝目前で
早朝割引を実施
am6;30~8:30まで』

【コラム:】

「隠せぬ背中」
正面は堂々とした態度に見え
ても、背中が弱点をあらわして
いる人がある。どんな人間も裏
は隠せない。

吉川栄治に『背中哲学』という
随筆がある。そのなかで、次の
ように書いている(『われ意外
みなわが師―私の人生観』)。

「前から見ると、くしゃくしゃ
な顔をしているけれど、背中から
見ると、円光の輝いている人は、

私の知己の中では、菊池寛氏だと
思う。一緒に歩いている時など、
後からあの背中を見ていると、

ただまるっこく肥えているだけだ
が、縹渺(ひょうびょう)として、
何か味がある。その味はどんなもの

かというと、『後の安心』とう相だ。
背中には、家庭がそっくり描いて
ある。

いかにも、搦手の木戸は安心して、
大手に向かって床几をすえている
城将の趣だといつも思う」

さらに、
「しかし、夜の銀座裏を歩くとき、
なんと、そこにまだ『帰らぬ良人』
がたくさんに酒の灯の下をうろついて

いることだろう。あの酔っぱらい
達の背中には、脆さや、不安定や、
空虚だらけだ。この人達が、安定の

後光を負ったら、みんな倍も仕事を
するだろうと思う」
と続け、手厳しい。

「人の背中は見ゆるけれど我が背中
は見えぬ」という。自分には見えぬ
背中が、他人には隠せないのでつ
らい。