【コラム:】
幸せは「モノ」から離れると
見えてくる
/禅語『体露金風』
見栄や欲望にさえとらわれ
なければ、人生は楽しい。
乞食(こつじき)の生活が、ギリ
ギリ最下級の生活をしていながら、
みんな明るく仲がよいことは、
すばらしい。
乞食の生活を送った名僧、桃水
(/1611-1683)は
次の詩を作る。
飢餐喝飲(きさんかついん) 只(た)だ吾れ識(し)るのみ、
世上の是非、総に千(あず)からず
「飢餐」とは、飢えたら食べる。
「渇飲」とは、のどがかわいたら
飲む。
「只だ吾れ識るのみ」、それくら
いのことは、自分で出来る。
乞食の生活のすばらしい点は、
「世上の是非、総に千からず」
世間で、いいだの悪いだの、
何といわれようとも、そんなこ
とに、まったく、こだわらない
ことだ。
かれは、お金はまったく持たず、
自然を友に、詩を読み、天和三
年九月十九日、座禅を組んだまま、
悠然と遷化(せんげ)した。
「体露金風」禅語で、「体露」とは、
生まれたままの裸。「金風」とは、
気持ちのよい風。
世間にうずまく、見栄や欲望を捨て
て、生まれたままの赤ん坊のような
赤裸々な気もちで生きれば、
人生は楽しい・・・の意味だ。
★60体のビスクドールを展示
野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220
『創業121年』
幸せは「モノ」から離れると
見えてくる
/禅語『体露金風』
見栄や欲望にさえとらわれ
なければ、人生は楽しい。
乞食(こつじき)の生活が、ギリ
ギリ最下級の生活をしていながら、
みんな明るく仲がよいことは、
すばらしい。
乞食の生活を送った名僧、桃水
(/1611-1683)は
次の詩を作る。
飢餐喝飲(きさんかついん) 只(た)だ吾れ識(し)るのみ、
世上の是非、総に千(あず)からず
「飢餐」とは、飢えたら食べる。
「渇飲」とは、のどがかわいたら
飲む。
「只だ吾れ識るのみ」、それくら
いのことは、自分で出来る。
乞食の生活のすばらしい点は、
「世上の是非、総に千からず」
世間で、いいだの悪いだの、
何といわれようとも、そんなこ
とに、まったく、こだわらない
ことだ。
かれは、お金はまったく持たず、
自然を友に、詩を読み、天和三
年九月十九日、座禅を組んだまま、
悠然と遷化(せんげ)した。
「体露金風」禅語で、「体露」とは、
生まれたままの裸。「金風」とは、
気持ちのよい風。
世間にうずまく、見栄や欲望を捨て
て、生まれたままの赤ん坊のような
赤裸々な気もちで生きれば、
人生は楽しい・・・の意味だ。
★60体のビスクドールを展示
野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220
『創業121年』