ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『生き方のうまい人、へたな人』 ブリュー・ミュージアムショップ :ヤナギダ

2016年09月06日 04時55分08秒 | owarai
【コラム:】
生きることを楽器の演奏に
たとえるならば、

これを上手に弾くことが人生の
目標というものであり、

自分が出す妙なる調べにみず
から酔うことができるなら、
それが幸福というものだ。

このとき、真に問題であるのは
自分ウデ(演奏の技術)であって
楽器のよしあしは二義的なモノ。

人間関係をふくめて、境遇とは
楽器に相当する。

そして、粗末な楽器でもって美し
く楽(がく)を奏でることのできる
人もいれば、

高価な楽器をあたえられなが
ら、下手クソな演奏しかできな
い人もいるわけだ。

もちろん前者こそがしあわせな
人だ。

安価なバイオリンでも美しい音楽
をつくりだしている人だ。それをでき
ること自体が幸福であるうえに、

その調べに魅せられて人が寄って
くる。周囲の人たちが親切にしたく
なるのは、

その人の音楽が美しいからこそで
ある。

つまり人からの恵みという幸福は、
じつはその人自身が呼びこんだ
ものなのだ。

逆境がありがたいのは、粗末な
楽器であっても、演奏のウデを
身につけることができるところ
にある。

いちばん安いバイオリンで妙な
う音を奏することができるなら、

そのウデは最上、あとはどんな
楽器をあたえられようと自由自在
こういう人の強さと幸福は、

そこにこそあるわけである。

逆に、ウデのまずさと怠惰とを棚
にあげて、

「こんなバイオリンでは・・・・・・」
と不平を並べる人こそが、

不幸な人ということになる。


/60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』