ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

改訂版:「自分の感受性のこと」

2022年10月16日 11時15分47秒 | owarai
ぱさぱさに乾いていてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにするな
そもそもが ひよわな志にすぎな
かった

ダメなことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れよ
ばかものよ
きょうこそ生まれかわれ


人生も映画も、巻き戻せないからおもしろい。 

2022年10月16日 11時11分37秒 | owarai
朝がカーテンの隙間から
洩れ

横たわるきみを優しく包む

白い壁に光は遊び なんて
眠りはきみを綺麗にするんだ

今ぼくのなかを朝が通りすぎる

顔をそむけひとりで生きて来た

何も見なかった何も聞かなかっ
たそんな今までが

昔のような気がする


もう起きてるの眠そうな声

眼を薄くあけて微笑みかける


何も言わずに息を吸いこむ
ぼくは暖かい

窓の外は秋


汗と運の「玉の輿」マニュアル

2022年10月16日 11時03分55秒 | owarai
※ナディーヌ・ロスチャイルドの言葉を
ふと思い出した。
「わたしは、夫と家で夕食を食べる
時、一番きれいなドレスを着て、
一番いい宝石をつけるのよ。

だって、彼にきれいだと認めて
もらいたいんですもの」と
ナデーヌは言った。

「あたしみたいに何もできない
女はね、夫に捨てられたら死ぬ
しかないものね」と女友だちは
さらに言った。

「この年でよ、無一文になるこ
とを考えてよ。ゼロから始める
ことを考えてよ。

眼の前に老いがさし迫っていて
よ、病気や死におびやかされて、
たった一人で女が生きていく
ことを思うと、ぞっとするわ」

こういうかわいい女を、男は
絶対に捨てはしないだろうと、
その時私は思った。

今、女たちがずいぶんつっぱ
ていて、自立しているような
ことを言うけれど、男にして
みれば、

つっぱり自立女は別れやすい。

この女には自分がいなくても
大丈夫だと思えば、他に
大丈夫ではなさそうな女
に眼がいくこともあるだ
ろう。

そういえば、最近離縁され
た女には仕事があった。

※ナディーヌ・ロスチャイルド 
貧しい家庭に生まれ、1歳半のときから
義父と暮らす環境に育つ。 中学卒業と
同時に家を出た後、町工場、印刷所、
毛糸屋、画家のモデル、映画の端役、
ミュージックホールのダンサーと
職を転々とする。

ある日、パリの小劇場で見つけた
古いマナーの本が彼女を変え、後に
ロスチャイルド・パリ家の大富豪、
エドモン・アドルフ・ロスチャイ
ルド男爵に見初められ結婚。