ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

女は、人生後半きれいな方がトクだと思う。  <ジンの香り>

2022年10月19日 11時41分03秒 | owarai
目の前に、上りの電車がゆっくり
入ってきて、停まった。ふたりと
っも、まるで申し合わせしたよう
に、立ち上がらなかった。

さっきから、帰りの電車を一本、
もう一本、と、遅らせていた。
ひとたび電車に乗ってしまえば、
ふたりの時間は数分後には終わる
と、わかっていたから。

「じゃ、今から行こう」
いつになく、強い口調だった。
「今から?どこに?」

愛おしい人はわたしの手を取ると、
改札に向かってずんずん歩き
始めた。わたしの手を取ると、
改札に向かってずんずん歩き
始めた。

わたしの手は炎のように熱く、
優しい人の手は真冬の月のよ
うに冷たかった。

まるで私の欲望を鎮めようと
するかのように、優しい人は
力を籠めて、わたしの手を握
りしめていた。

わたしたちは激しく、求め合
っていた。けれどもそれを言
葉で確かめるということは
しなかった。確かめなくても、
わかり過ぎるほどに、わかって
いたから。

入ったばかりの改札を通り
抜けて、わたしたちは駅の
外に出た。

駅前の大通りまで出てから、
優しい人は右手を上げて、
流しのタクシーを拾った。
タクシーに乗り込むと、優
しい人は運転手に向かって
告げた。

「休めるところまでお願い
します。できるだけ、遠い
ところで」

そんな言い方をしても、運転
手は一組の男女をどこかに
連れていってくれるものなの
だということを、わたしは初
めて知った。

ひとつしか年の違わない優
しい人が、ひどく大人びて
見えた。
車のなかでも、わたしたち
は固く、手を握り合ったま
まだった。




https://www.youtube.com/watch?v=luALcf1g0_0

目を閉じてから見える色がある。音色です。 

2022年10月19日 11時38分56秒 | owarai
心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。

―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
   ちゃんとするから。

―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。


https://www.youtube.com/watch?v=P55yGTTQKH0

優しさと同じくらいの孤独がある。

2022年10月19日 11時36分25秒 | owarai
自転車を止めて、ちょっとかが
んで、
鍵をはずすという「君」の一連の
動作を見つめながら、そばを通っ
た。

その存在を全身で感じながら、け
れどそんなことは少しも態度に
表さずに、歩き去った。ほんとう
は、立ち止まって、彼の視界を
ほんのわずかでも揺らしたかった
のに・・・。

自転車の鍵をはずすのにかかる
時間の長さ。一瞬というほど短く
はないけれど、あれこれ考えたり
勇気をふりしぼったりできるほど
長くはない。

「あっ」と思ってから「ああ」と
心のなかでため息を
つくまでの、小さなドラマ。

“午後ひとり自転車の鍵を
はずしいし

君の視界に立ち止まれざりき“

『基本はハッピーエンド』

2022年10月19日 11時34分34秒 | owarai
恋人にフラレたとか、友
だちに裏切られたとか・・・。

そんなときにも自分をシ
ナリオの中のひとりに
置き換えるのはありだと
思います。

基本的にハッピーエンド
を目指す。
旅(恋)に出たらその旅先
で誰かと出逢うかもしれな
い。

あるいは、会社の行き帰り
の電車の中で偶然、幼なじ
みに出会うとか・・・。

実現できそうかそうでない
かは関係なく、ハッピー
エンドに向けてどんどん
ストーリーを作っていく。

それで少しでも前向きにな
れていたらラッキーだと
思います。

この記事についてブログを書く

みんないい人だったら、きっとつまらない。

2022年10月19日 11時31分24秒 | owarai
二十代で恋人から一方的に婚約
破棄されて傷の癒えない女性が
いた。三十二歳になった彼女が
何人かの同僚と地方に出張に出た
時のことだった。

同行した他の男性社員からは出
張後、「楽しかったですね!」
「また機会を作って仕事抜きで
みんなで旅行しましょう」と
LINEが次々入ってきた。

そんな時、意中の彼から一通
の封書が届いた。

手紙などめったにもらったこと
のない彼女は驚いた。
その白い封筒を手にして、何が
書いてあるんだろうと
ふるえる手で封を切ったそうだ。

便箋には短い文章がブルーの
インクで綴られていた。
その中の一文が目に飛び込んで
きた。

“旅の印象が何とも言えない
余韻でずっと続いています“

まるで自分の心情を書き表した
ような文章を彼女は繰り返し
目で追った。

ずっともち続けた恋心、
一言にくくれない旅を、「何とも
言えない余韻」と表現した彼
は心で感じたことを言葉に
できる人だと彼女は思った。

「机に向かってこの手紙を書く
彼の姿を思いました。簡単なメール
のやりとりに慣れていた私にとって、
この手紙はまるで宝石でもらった
ような幸せをもたらしてくれました」

「心で見なくては、ものごとはよく見えない」

2022年10月19日 11時29分26秒 | owarai
肝心なことは、

眼にみえないのです。

ーサン=テグジェペリー
(星の王子様の作者)

人をルックス・学歴・収入・
資産・肩書きなどで判断すると
後悔するとこがあります。

ジュン・ロックフェラーは
交流の場で人を見極めるために、
いつもみすぼらしい格好をした。

誠意をもって接してくる人間は
器が大きくホンモノ、

「どうせ貧乏人だろう」と
バカにした態度をとる人間は
器が小さいと読んだのです。

※ジョン・ロックフェラー
 実業家・投資家・社会奉仕家


愛されるより

愛することを求める
心をおあたえくださいませ。

ーマザー・テレサー


幸福な生活とは。
物欲を満たすだけでは幸福に
なれないといいます。

 真の幸福は人に喜ばれるこ
とからだといます。

そこであなたの幸不幸が決まると。