孵化仔日誌 ３

　よく飼育法を教えてくださいと言う質問をされる事があります。その時、飼育法は確立出来ていません。恐らく、何年経っても飼育法は確立出来ないと思いますと答えています。もし確立出来たとしても、僕自身だけの飼育法であって、一人として僕と同じ環境の方は居ないと思いますので、自分自身の環境にあった飼育法を各自で確立していくしか無いと思います。

　飼育法ではありませんが、ただ一つ気にしているのは、見るって事です。しかも、何も考えずただただ見る。そうすれば、ちょっとした異変にも気が付くのでは無いかと思っています。英会話と同じで、ただただ流し見する。そして、何か違和感を感じたらそれが何か？その時だけは、頭をフル回転させる。これだけです。

孵化仔日誌 2

この時期、脱水防止もあり、必ず毎日温浴をします。温浴の目的は、もう一つ、朝、温浴後に餌とすると言う事を習慣化する事で、食の流れを作ると言う事も目的です。

2日続けて食べてるので、あとは、尿酸と排便があれば、内臓が正しく機能している証明となります。

孵化仔日誌2

餌については、孵化翌日から与えています。やはり、脱水が怖い。まだまだ、食べる量が少ないので、小松菜や青梗菜などの主食だけで、トマトなどはまだ与えません。

実は、今朝もう食べました！

大切なのは、安定して毎日食べるという事で、それによって、成長の軌道に乗せる事をまず目指します。

孵化仔日誌 1

この時期一番難しいのは、温度管理。気温が高いので上がり過ぎない様にと共に、冷房等で逆に下がり過ぎない事、そして、脱水が怖い。早く温浴させたいところだけど、ヨークサックの吸収が進んでいないと、感染症のリスクもあるので、特に注意。これくらい吸収されていると大丈夫。孵化した直後だけ、温浴の時、お湯を飲む事があるので、僕は、お湯にビタミン剤を少し入れます。でも、今回は飲まなかった。

孵化仔日誌

5年間のブランクがあるので、自分に問いかけながらと言う意味で、また、みなさんの何かの参考になればと思い、気が付いた事、注意しないといけない事を書いていきます。勿論、実際の子を見ながらとなる事に対して、もしもの時、リスクがある事は承知のうえ。