余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

聞いててね

2022-10-09 23:34:04 | レターの膜(短歌)
聞いててね
花の名前を
ひとつずつ
となえていくよ
チューリップから
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目をひらく

2022-10-09 23:32:31 | 綾取りの塔(短歌)
目をひらく
時代をうつし
今がうつり
ふれていいよ
声を聞かせて
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白の闇

2022-10-09 23:24:35 | マイブック(さ)
「白の闇」
      ジョゼ・サラマーゴ 著
        雨沢泰 訳

ある日突然男の目が見えなくなる。
そこから物語は始まる。
黒い闇ではなく、白い闇。
その病はやがて広がっていく。
ひとりふたりやがて多数へ。
広がり始めた病を抑えるため隔離されるのだが。
名前を持たない、けれどある、いる人々の、
そのなかでひとり見えるただ一人の女性を主として、
人としての尊厳を抱えるものとは、こととは。

食べて排泄する、また三大欲求。
罪や共存の精神。
白の闇は何を語り、語るのだろうか。
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2022-10-09 23:02:31 | 写真の扉の詩
白は美しい
青は美しい
緑は美しい
黄も橙も紫も黒も美しい
ただ赤だけは憧れる
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ポチ

2022-10-09 23:01:02 | 写真の扉の詩
みんなスキと
キスをしたけれど
それは犬の遠吠えに似ていた
気がした
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