余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ふれあいが

2023-12-24 23:57:52 | レターの膜(短歌)
ふれあいが
広がる先に
花は揺れ
とわを奏でる
痛みよろこび
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愛についてのデッサン

2023-12-24 23:45:08 | マイブック(な)
「愛についてのデッサン」
      野呂邦暢 著

主人公の佐古啓介は古書店を営む。
そこで起こる頼まれごとやのあれこれを解決していく。
日常に住む謎々。
手を伸ばせばそこにあるかもしれない謎。
詩を散りばめながら進んでいく物語。
詩はある日常の一節として入り組む。

他の短篇も楽しい。
内容的に面白いというわけではないけれど、
心地よく読めることの楽しさ。
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家族終了

2023-12-24 23:32:58 | マイブック(さ)
「家族終了」
      酒井順子 著

著者をとおして家族とは何だろうかと綴る。
時代のなかで変わっていく家族の営み。
母がいて、父がいて、兄弟がいて、夫に妻、
子供がいたり、祖父祖母と。
祖先がいて、家があり、墓がある。
新たな視点が灯っていく。
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様変わり

2023-12-19 23:16:35 | レターの膜(短歌)
様変わり
空耳のよう
聞こえるのは
それはわたしが
歌っているから
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中年だって生きている

2023-12-19 23:07:36 | マイブック(さ)
「中年だって生きている」
      酒井順子 著

酒井順子、初読み。
有名な言葉はこれ、負け犬の遠吠え。
中年になってのあれこれを記した本。
バブル世代だった著者の時代を過ごし、
身体の変化を感じ、感情を言葉にして、
楽しく、人を見詰める。
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