余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

大きさの

2024-11-28 22:46:21 | レターの膜(短歌)
大きさの
蝉の声に
心ごと
ふるわされていく
房にぶつかり
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大量の

2024-11-20 23:01:05 | レターの膜(短歌)
大量の
大地の花束
見届けて
そのとき私は
ひとつの花へ
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恋しさに

2024-11-18 00:32:38 | レターの膜(短歌)
恋しさに
途惑うばかり
意志のもと
告げ来る鳥たち
花の妖精
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刹那より

2024-11-12 23:54:01 | レターの膜(短歌)
刹那より
永遠が似合う
夏の日に
群生はさらう
蝉の声さえ
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しとしとと

2024-11-12 23:37:27 | レターの膜(短歌)
しとしとと
雨の降る日に
窓を開け
近づけた空気に
羽ばたいていく
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