浸透し
時空を超え
つかみエル
言葉よ微塵に
散らばる星座
魅せられていく乳房
触れあえない苦しみは
無精ヒゲが白くなる
(・・・いるよ)
あなたが保つ女性の神秘
跡形の音符と
輪郭
走り去る花びらは
並木道を通っていく
それぞれに表される足音と
風による香り
見え隠れする傷あとは
微笑みによりかき消される
笑顔、笑顔、
あなたとのつながりは
僕を涙目にしてしまう
満月に浮かび上がる
微笑みに色取られた
時折見せた悲しき玩具
レモン味の唇は
光り輝く白夜の象徴
蛍光灯の点滅する
時代錯誤の味覚は
表情を雌雄にする
思い出すあなたとの眠りの記憶
傍にある吐息の夢
歪な心は羽ばたきを止めず
周りの緑は枯れていく
そして 描く 火花の夜空
もうすぐ来る春の匂いに
桜の色を瞳に宿す
月が泣いている
悲しみは満ちている
自らの過ちは自傷へと進んでいく
破壊を喰う
薬が欲しい
何かが頭をよぎる
(R)
狂言が飛ぶ
恐怖が明かりになる
失うもの
明日が見たい
泣いている太陽
心を下さい
居場所はどこ
美しいもの
アイ ヤサシサ で
なおして
迫り来る恐怖心は
必ずといっていいほど夜に来る
静けさが関係しているのか
現実と理想のあまりにも離れた
距離感に
失うのは自尊心
常に潜む恐怖の目は
あらゆるものを拒んでゆく
幼稚化された思考のプログラムは
甘い誘惑がぶらさがる
対峙できない自身の殻
困惑は月を拝んでいる
これもあれもと拾いあげ
醜き破片を露呈する