余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

恋なんて

2021-12-31 16:43:19 | レターの膜(短歌)
恋なんて
どうしてして
しまったのだろう
窓にうつる
かげろうごと
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みえるもの

2021-12-31 16:42:23 | 綾取りの塔(短歌)
みえるもの
みえないものが
ひるがえり
真っ逆様の
世界をみている
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草香る

2021-12-30 23:19:20 | 綾取りの塔(短歌)
草香る
僕らの少しの
安寧
木陰のベンチと
梢の鳥
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望む手に

2021-12-30 23:18:10 | レターの膜(短歌)
望む手に
絶望せまり
散乱す
乱反射した
粒のゆらめき
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絵画の

2021-12-29 10:33:44 | レターの膜(短歌)
絵画の
窓を開け放ち
風を入れ
デジャヴの猫と
百花繚乱
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