余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

滅びの前のシャングリラ

2020-11-04 23:31:17 | マイブック(な)
「滅びの前のシャングリラ」
      凪良ゆう 著

僕はやさしさを信じている
やさしさのむこうがわにあるつながりを信じている
やさしさのきれいさを信じている
信じられない弱さのやさしき紅を感じている
この本はやさしさにふれていてとことんふれていて
とことん悲しみをからだに入れて
こころがあふれてもやさしい愛にふれている
ふたりのぼくたち
ふたりのわたしたち
星の降るきれいさをみつめていたい
小惑星が衝突して地球が滅びる、四人のすがた。

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