余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

石の下に

2025-01-15 23:37:28 | レターの膜(短歌)
石の下に
ねむる夢を
口に発して
指針がとんと
時計と合う
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人を動かす

2025-01-15 23:29:42 | マイブック(た)
「人を動かす」
      デール・カーネギー 著
            山口博 訳

人間とはどういう生き物だろう。
その不可思議を具体例をあげて考える。
その具体例は体験した、また人から見聞きしたもの。
だからこその面白さがある。
正解のない、この世界の定義。
思考し導いたものを掴み、また手放して、再び掴む。
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霞の

2025-01-15 00:35:12 | レターの膜(短歌)
霞の
消失点に
歩み寄りて
相合い傘を
くるりと回す
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一時停止

2025-01-15 00:34:50 | マイブック(た)
「一時停止」
      谷川俊太郎 著

言葉。
詩人は言葉を見る。
この本は1955年から2010年のなかから著者が択んだ散文である。
それぞれはやはり詩に結びついている。
詩人の言葉として。
詩とは。詩人とは。
軽い足取り、足跡を残すような重み。それだけでは生きてはいけない詩人。
詩は別の世界に脚を踏み入れさせる。
読むときも、また創造するときも。
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ちりばめた

2025-01-15 00:24:57 | レターの膜(短歌)
ちりばめた
星に似せた
いくつもは
季節の狭間
程度あたたかく
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