国内の新たな感染者は3990人、感染者の累計は36万6435人
国内では24日、新たに3990人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は36万5723人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は36万6435人になりました。
また、新たに確認された死亡者は56人で、死亡者の累計は5133人になりました。
重傷患者は前日より2人減の1007人でした。
1か月前の先月24日と比較すると、入院治療等を要する感染者は2.38倍に、重症患者は1.56倍に増加し、死亡者数を勘案すると感染急増都府県の医療提供体制はすでに崩壊しています。
専門病床の使用率が高い東京都などでは、入院先を調整中に容態が急変して死亡するケースが増えていますので、感染したら命の保証がなくなってきています。
都内の新たな感染者は986人、感染者の累計は9万3890人
東京都では24日、新たに986人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は9万3890人となりました。
このうち、10歳未満から30代が398人で全体のおよそ40%、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ32%の315人で、60歳以上の割合が高くなっています。
また、経路不明の感染者は504人でおよそ51%です。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、死亡者の累計は782人になりました。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
「緊急事態宣言」11都府県に発令中
政府は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の発令を、栃木県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、岐阜県、福岡県の11都府県に拡大しました。
追加指定の府県の期間は13日から2月7日までの約1カ月間。経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮の要請、午後8時以降不要不急の外出の自粛など対象を限定しました。
新型コロナウイルス感染症の病床はひっ迫し、感染しても入院治療を受けることができず、自宅待機中に重篤化するケースが増え続けています。
政府の限定した不十分な対応では、1ヶ月でステージ3に引き下げることは不可能です。
「年末になぜ出さなかったか!爆発中に出しても手遅れだ」「午後8時までに限定することなく不要不急の外出は全面自粛すべきだ!」「やるなら実効ある強い要請に、休業要請には十分な補償を!」
実効性のある対策を打ち出さないと感染爆発は全国に拡大します。
私は11月中に「Go Toトラベル」「Go Toイート」を停止し、12月初旬に「緊急事態宣言」を再発令していれば、今日のような感染爆発や医療崩壊には至らなかったと思います。
菅首相はじめ政治家は責任を重く受け止め、報酬の半分を返上して、これ以上感染を拡大させない決意で全力で取り組んで欲しいと思いますが、それだけの覚悟はないんでしょうね。
身近な人々の命と暮らしを守るために
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。
ワクチン接種が一般的なものとなり、感染拡大を抑え込むまでは、人と人の接触を8割減らすより強い対策を講じ、抑え込んでから経済再生に総力で取り組むことが、経済の再生に有効なことが多数の経済の専門家により分析されています。
最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。
最前線で戦っている医療従事者に感謝して、不要不急の外出を自粛しおうちで過ごしましょう。
緊急事態宣言発令中の1都2府8県の実効再生産数
1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」を専門家に監修を受けた簡易な方法でNHKが計算した数値から、1都2府5県で「1」を下回り、全国的にわずかに減少傾向が見られます。
11都府県の実効再生産数
国内の感染状況
世界の感染者9895万人超え、死亡者は212万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間25日午前3時の時点で9895万4912人となりました。
また、死亡者は212万4685人となりました。
国別の感染者は、アメリカが2503万1463人と最も多く、インドが1065万4533人、ブラジルが881万6254人、ロシアが367万9247人、イギリスが365万7826人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが41万7902人と最も多く、ブラジルが21万6445人、インドが15万3339人、メキシコが14万9084人、イギリスが9万8128人などとなっています。
主な国・地域の感染状況