平成最後となる大原はだか祭りが9月23日(日)・24日(祝)の両日催行されました。
若いころに担いでいたので一番愛着のある祭りです。
1864年(文久四年)瀧内神社に奉納された絵馬にはお祭りの様子が描かれていますので江戸時代後期からの歴史のあるお祭りです。
勇壮にして豪快な神輿祭りは関東随一といわれています。
外房の漁師町大原のはだか祭りは荒々しく豪快、2日間は男だけでなく子供も女性も神輿とともに唄い走る都市部の神輿祭りとは異文化を感じさせます。
神輿は長い二点(天)棒が特徴で地元では守ん棒と呼んでいます。
走ったり放り上げたり神輿がすれ違ったり狭い道を渡御するのにはたいへん合理的です。
みこしの重量は300~350㎏といわれており守ん棒は15mほどあります。
23日は大原漁港の祭典場に18基すべての神輿が集まり「五穀豊穣大漁祈願祭」が行われました。
午前中に地区行事などを行った神輿が祭り唄に先導され2基ずつ並んで会場に入ってきます。
お祭り大好きな小浜八幡神社の美男美女
会場が近くなると神輿の守ん棒を腰だめした担ぎ手が会場を3回周回します。
会場内では何度も高々と放り上げられます。
式典を最後まで見ていると「汐ふみ」が間に合いませんので観衆の多くは会場から大原海水浴場に向かいます。
神輿が次々とやってきました。
汐ふみ会場では到着した神輿は担がれて待ち、全ての神輿が到着すると一斉に差し上げられます。
そして次々と海へ走り入り先頭の神輿は担ぎ手の肩ほどまでの深さの海中で高く差し上げられます。
汐ふみを終えた神輿が次々と上がってきて空高く何度も神輿を放り上げ高々とさし上げます。
なお、放り上げるシーンは撮影しませんでしたのでビデオでご覧ください。
会場入り口では廣田神社の子供たちのお祭囃子が奏でられます。
会場を後にした神輿と観衆は商店街へと向かいます。
商店街では大原八幡神社の子供たちが祭囃子を奏でています。
子供たちのかわいい祭り唄に先導されて2基並列した神輿が商店街を渡御して大別れ会場へ向かいます。
大別れ会場に入場してきた18基の神輿はグランドを幾度となく周遊します。
打ち上げ花火が上がると大別れ会場に別れを告げた神輿と観衆は自由渡御が行われる商店街に向かいます。
自由渡御は明日24日に撮り歩くこととして帰路に就きました。
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