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どこでオススメされたのか忘れてしまったのだけど、図書館で借りてみました。
図書館カウンターで、「石の花」と書いたメモをみせて、この本ありますか?と聞くと、子供向けのコーナーにありますね。と言われ、ちょっと恥ずかしく、ちょっとガッカリ。
本の帯には、「心温まるファンタジーの世界」とあります。ファンタジーって、苦手だし。
しかし、子供向けだけあって、読みやすくて次々ページをめくりました。
表紙にもあるようにロシア伝承のお話で、ある村の石工の名人とその弟子のお話です。
名工のおじいさんは、そろそろ弟子をとってくれ、と地主の管理人に命じられるのですが、どんな少年をよこしても気に入らず、いちいち文句つけておいだしてしまうのです。
そこへ孤児のダニーロをよこしたら、名工の鞭打ちにもたえ、辛抱強さに名工も感心して弟子にしてみようと思い大切に扱っていました。
そんなある時、ダニーロはなんの知識もないのに、いきなり、名工の作品を的確に批判したのです。さあ、名工の怒ったこと。しかし、名工も迷っていたところを指摘されたので、どなりたいだけどなってから、ダニーロにいいました。奇跡によってあらわれなすった職人さま。ちょいと、おうかがいしますが、あなたのお考えではどうなさるのですか。
さあ、ダニーロはこの後、数奇な運命をたどるのですが、いいなずけもでてきて、不思議な体験の連続。
しっかり者のいいなずけが感動的でした。
ところで
日曜日の10時がつまらなくなってしまいました。
伊藤野枝がふっくらした顔で甘い声の吉高由里子なんて…残念すぎる。また、平塚らいちょうが、ゲゲゲの女房か…
半分でリタイア。
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