くっしーの徒然日記

Mな銀河を撮り終える(M89)

4月の新月期、4/20の新潟遠征も1時半を過ぎ、残り時間も少なく
なって来た。テント泊まりのスキーヤー達の襲撃(笑)を受けながらも
着々と撮影は進んで、M87の次は、いよいよメシエナンバーの『銀河』の
最後の1個、M89を撮影した。


【↑M89 おとめ座の楕円銀河】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍
GPE/SkySensor2 コリメート法 Canon IXY 30S F:2.0 f=4.9mm
ISO3200 S:64秒x17コマ ダーク減算無し 撮影場所:新潟県笹ヶ峰
撮影日:2012/4/21 01:37-02:08
jpegからRegistacsでコンポジット→FlatAideでかぶり補正
→YIMGで回転、トリミング、ガンマ補正、リサイズ

M89は、9.8等級、4分角とM87に比べて一回り暗くて小さい楕円銀河である。
メシエナンバーの銀河で、渦巻状の腕の見える、撮ってて楽しい銀河は
先にみんな撮ってしまったので、もう小さめの楕円銀河しか残っていない
と言うのが実情である。

それでも、おとめ座の銀河密集空間に存在する銀河なので、これも他の
銀河同様に、80倍の視野にいくつかの銀河が写りこんでいるのが判る。


【↑M89と一緒に写るNGC4550、NGC4551】
いくつか銀河が並ぶと、それはそれでなんとなく楽しい物だ。

ここ笹ヶ峰からの固定撮影の写真と、以前に撮った鳴沢村での固定撮影
の写真を比較してみた↓

【↑笹ヶ峰の南東と鳴沢村の南南東↑笹ヶ峰の南↑(トーン調整なし)】

こうして比べてみると、光害方向でも、笹ヶ峰の方がいくらか暗い様な
感じである。

とりあえず、メシエナンバーの『銀河』は、一応ひととおり写せた。
『散光星雲』も写し終えているので、残るは、『球状星団』と
『散開星団』と言う事に成る。まあ、ぼちぼちかな。

2012.4.21(5/7)

コメント一覧

くっしー
Nikon 8cmさん

どうもありがとうございます。これも近くに他の銀河が見えたので、少し中心をずらせて同一視野に入れる様にしてみました。

我が家の自宅は、周りの建物が邪魔であまり低空は撮れないんですよ。だから低空の対象は、富士山遠征でって感じに成りますね。出来れば須走口か御殿場口の5合目辺りだと比較的低空まで安定して狙えそうです。ただ5合目からの南は御殿場の光害が少し影響しますが、星団なのでそれ程問題にならないで撮れそうです。

でも夏場になると登山客が多くて使えないですけど、、、、、
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

M89もこの構図だとイイ感じですね!!これを参考にさせて頂いて私も挑戦したいと思います。
銀河が終われば、もうメシエ天体は征服したようなものですよ。夏の終わりから秋の初めの低い南の空に、地味な球状星団や怪しい星群なんかがありますが、私は自宅からでも捕まえられましたから、くっしーさんのホームグラウンドの富士山麓からなら余裕です!!
くっしー
M終了と言っても、まだ銀河のみです。星団がだいぶ残ってますので、そちらもコンプし無ければ、、、
貧スタ
はやくもM終了ですか!次は何?
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