くっしーの徒然日記

NGC4631 くじら銀河

さて、GWの遠征も一段落。画像処理の続きである。昨年の1月のmx25hさんの観測所での撮影では、わし星雲の後、鏡筒を13cmに入れ替えて、北天のくじら銀河を撮影してみた。


【↑NGC4631 りょうけん座のくじら銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x10コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2015/1/24 03:25-04:45
PITで補正→Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPで
トーンカーブ・トリミング・サイズ調整

くじら銀河の撮影も概ね2年ぶりの撮影である。前回の撮影では、追尾エラーが各画像に出ていて、PITで無理やり補正してからスタックした物だが、今回は各画像での追尾エラーはあまり出ていない画像で10枚程度採用できたので、かなり解像度が上がった様な感じである。とくにくじら銀河のおなかのあたりの濃淡と言うか、暗黒帯の絡み具合が割と良く判る写りとなった。

ただ前々回と比較して見るとだいぶ鮮明度が落ちる。前々回は、IXY30Sの64秒露出で撮影したのだが、合成Fは3位なので、今回のF3.7に換算すると97秒相当の露出なので、露出量が多いと言う訳でもないのだが、、、、空のコンディションの違いなのだろうか、、、

2015.1.24 (2016/5/13)

コメント一覧

くっしー
kameさん、おはようございます。

いつもコメントありがとうございます。そうですね、なかなか条件が全て揃って、ベストの状態って無いですよね。まあ、毎度それなりに撮影はしていますが、結果もそれなりでして(汗)
ここの所は、晴れてもちょっと霞んだ感じで、なかなかカラッと快晴とは行きませんね。もうこのまま梅雨に突入でしょうか?その前にもう少し撮りたいですね。
kame
前回・前々回ともに4月の撮影で、今回は1月の撮影となれば、透明度は稼げても、シンチレーションは格段に悪いのではなかったかと想像します。
特に今回のように比較的拡大率の高い撮影の場合は、シンチレーションの影響もより大きくなってしまいそうですね。

空の暗さ・透明度・シンチレーションなどの条件が全てうまく揃う時って意外なほど少ないですよね。(^^;

しかし少々の悪条件をものともせず、細部までかなり良い写りではないでしょうか?(^^
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