
カシオペア・ペルセウスとアンドロメダ銀河と撮影風景
この日は、まだ明るい7時過ぎに到着した。菅平は、遠くの低空に雲が有るが概ね快晴。
よしよしと、明るいうちに機材展開。今日は極軸合わせもスムーズにでき、機材設置も順調に進む。余り順調に進み過ぎて、薄明は終わった物の、まだ夜空が完全に暗く成りきらないうちから取り敢えず撮影を始めた。
ちょっと早い時間にスタートしたので、まだ気温は13度ほど有る。この後冷えて温度が下がるとピントがちょっと心配である。
撮影していると時折雲が流れてきて対象にかかる時も有るが概ね良好な星空。

↑撮影風景を写していたら、上手い具合に流星が写りこんだ。
10時位までは、時折雲が襲う事も有ったが、10時を過ぎる頃から、全くの快晴状態。
街明かりも次第に消えたのであろう、夜空もさらに暗くなってきて、満天の星空になった。
雲一つなくなり、快晴になった星空を、サマーベッドに横たわってのんびり眺める。垂直に立ち上り、天頂を横切る天の川を、横たわって眺めていると、広大な宇宙に溶け込んでしまうような錯覚。ああ、自分もこの銀河の一員なんだなと実感する。
↓

やがて時間が経ち夏の大三角が少しづつ西に傾いていく。ああもう夏も終わりだな。
明日の仕事を考えて、明るく成るまで撮影したい衝動を抑え、12時を少し回った所で撮影を切り上げて撤収。
満天の星空に、後ろ髪を惹かれる思いで帰路に着く。
社宅には01:15に帰着。2時前には床に就いたので、明日の仕事も何とかなるだろう。
今回の新月期、平日遠征なので遅くまではいられないが、それでも2日続けて満天の星空を眺めることが出来て、かなり満足できた。
さて、今週末はどこか晴れるかな?
2016.8.31(9/2Up)